学校×AISSchool


概要・目的

アーティストが一定期間(数週間から数ヶ月)学校に通い、空き教室などの学校の余剰空間をアトリエとして活用しながら創作活動を行う「アーティスト・イン・スクール」。
アーティストが子どもたちや先生、地域の方々と学校という場を介して出会い交流する事業として、2004年から北海道内の様々な地域、小学校を対象にスタートしました。
様々なアーティストの表現や価値観、生き方に触れることが、学校や地域の日常に普段とは異なる視点をもたらし、今までにない他者との関わりを育む学校そのものの場の可能性について考えるきっかけになることを目指して活動を展開しています。
ちなみに、AISプランニングの「AIS」は、「Artist In School」の頭文字をとって名付けました。

仕組み

01

アーティストは期間限定の不思議な転校生!!

本事業では、約2週間、小学校で芸術家が展開する活動を通じて、普段の学校生活では味わうことのない刺激的な時間と空間を提供します。芸術家は講師ではなく、不思議な「転校生」として紹介し、子どもたちにとってより身近な存在として受け入れられることを目的とします。また、先生や保護者、地域住民の方々との交流も積極的に行い「学校とアートが繋ぐ地域のきずな」を育む活動を展開します。

02

余裕教室が芸術のアトリエに変身!

学校にある余裕教室を使ってアーティストが様々な活動を展開します。つまり学校にアーティストのアトリエができ、創造的、刺激的な空間となるのです。

03

休み時間や放課後にアーティストと遊ぼう!

本事業は、子どもたちが自由な休み時間や放課後を利用した交流活動を前提としています。カリキュラムに影響を与えることなく、学校生活に自然な状態でよりそい、共存することを理想としています。

活動紹介

おとどけアート

おとどけアート

「アーティスト・イン・スクール」の仕組みを活用し、アーティストが子どもたちや先生、地域の方々と学校という場を介して出会い交流する事業として、2008年におとどけアート実行委員会を立ち上げ、札幌市内の小学校を対象にスタートしました。
AISプランニングは、その事務局として企画、運営、コーディネート全般を担っています。

アート体感教室

アート体感教室

公益財団法人北海道文化財団が主催する「アート体感教室」は、北海道内の市町村を対象に、内外で活躍するアーティストが学校や文化施設に出向き、子どもたちと一緒にワークショップや創作活動を行い交流します。
AISプランニングは、そのプログラムの一部の企画、コーディネートを担っています。

トヨタ・子どもとアーティストの出会い

トヨタ・子どもとアーティストの出会い

トヨタ自動車株式会社の社会貢献事業の一環として、2004年から全国各地で添加してきた事業。現代的な表現に取り組むアーティストが学校や児童館、病院など〈子どものいる場〉を訪れ、子どもたちと創造的な時間を過ごすことができるワークショップを実施しました。
AISプランニングは、2006年からこの活動に参加し、2010年から2015年までの6年間、事務局として、事業の運営に携わり、アートNPOなどのコーディネーターの発掘と育成、支援をおこないました。