札幌市立苗穂小学校×進藤冬華
- おとどけアート
大正9年に開校し約100年の歴史を持つ苗穂小学校。そのグラウンド内にひっそりと建つ苗穂小学校記念館(旧校舎)に眠る様々な郷土資料を掘り起こし、子ども達や先生、地域の方々と一緒に鑑賞しました。そして、その際に出てきた思い出やうわさ話などを手掛かりに「なえぼのむかしをさいげんしてみる」と題しスライドフィルムを使って撮影し、撮影のために制作したアイテムと合わせて作品展示を行いました。また、最終日にはスライドの鑑賞会を行いました。
参加アーティスト
進藤 冬華( Fuyuka Shindo / 美術家 )
札幌出身。江別在住。北海道の歴史や文化に関わる作品を中心に制作。文献や聞き取り、博物館での調査などを経て制作を行う。作品には手芸、写真、文章など様々な要素を用い、これらを構成した展示を行う。札幌国際芸術祭2014や2015年北海道北方民族博物館での個展、横浜の「黄金町バザール2015」への参加をはじめ、フィリピンやドイツなどでも滞在制作を行なっている。(撮影:小牧寿里)