札幌市立みどり小学校×山本耕一郎

  • おとどけアート

アーティストの山本耕一郎さんが小学校に転校するまでの約3ヶ月間、みどり小の子どもたちと「冬にどんなことができるか?」というテーマで文通をしました。このやりとりの中でキーワードになった「雪だるま」から「まるだき湯(雪だるまのさかさ読み)」という温泉郷を作ろうというアイデアが生まれ、グラウンドにある林の中に色々な温泉と、マルダ宮という宮殿を作ることにしました。「まるだき湯音泉協会」を発足し、子供たちは広報部・編集部・企画部・制作部の一員として活動に参加しました。温泉の「のれん」を作ったり、取材をもとに新聞を発行したりと子供たちの自発的な活動が目立ちました。また、この活動には先生や父母の方々の協力だけでなく、PTA会長さん(電気屋さん)が電球を貸してくれるといったこともありました。お披露目会である「まるだき湯・開店」には多くの人が参加し、一夜限りの温泉郷を楽しみました。活動終了後には山本さんが「のれん」を再利用してエコバッグを作り、関わってくれたすべての人たちにプレゼントしてくれました。

参加アーティスト

山本 耕一郎(Koichiro Yamamoto)