札幌市立山の手小学校×川上りえ
- おとどけアート
図工室に金属の板を材料に研磨や溶接といった作業を行う工場「山の手すぐできる工場」を建てて作品制作を行いました。特に溶接の作業は強烈な光が発生するため、作業の様子を直接見ることがないように遮光ガラスを用いて手作りの溶接マスクを準備するなど、子どもたちのアイデアを取り入れながら作品ができあがるまでの一連の過程を共有しました。同時に、子どもたちが削ってピカピカに磨いたり、叩いて音を鳴らしたり金属という素材を楽しみながら活動が行われました。できあがった作品は活動は終了した後、廊下に一定期間展示をしました。
参加アーティスト
川上りえ (Kawakami Rie / 美術家)
1989年東京藝術大学大学院修了。現在、石狩市に在住。個展・グループ展を通して彫刻、インスタレーション、インタラクティブ・ワークという形で作品の制作発表を行う。2002年以降からは、アメリカや韓国でのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムや展覧会を通して、海外での活動も維持しつつ、札幌を中心に活動中。2012年札幌文化奨励賞受賞。<http://reicreateasrt.wix.com/riekawa>