札幌市立福住小学校×斉藤幹男
- おとどけアート
アーティストの斉藤幹男さんが、福住小学校の皆さんと協働で、札幌ドームやその周辺地域の環境を題材に、空想科学をテーマとした短編映画「火星世界旅行」を作りました。撮影スタジオとして使用した図工室には、合成用のブルーバックを設置し、宇宙船を再現した撮影セットを作り、合成撮影や特殊撮影を行いました。主に休み時間を利用した交流活動には、撮影参加を希望する子どもたちが出演するだけでなく、宇宙や宇宙人の絵を描いたり、一緒にセットを作るなど映像制作のありとあらゆる部分で活躍しました。この活動を通じて子どもたちに、自分たちの住んでいる地域の特徴や環境に目を向けてもらい、「興味」や「好奇心」を引き出す機会になることを期待しました。
参加アーティスト
斉藤 幹男(Mikio Saito)
ドイツで映像を学び、アナログ、デジタル双方の魅力を引き出す映像作品、アニメーション作品の制作を行うアーティストです。現在は、札幌市を拠点に国内外のアートイベントや芸術祭で作品を上映しています。また、市民を巻き込んだワークショップ形式の作品制作も積極的に行っている映像作家です。