札幌市立発寒小学校 × 東方悠平
- おとどけアート
アーティストの東方悠平さんが東南アジアで体感した、日本とは異なる「バナナ」についての思い出を、さまざまな方法で子どもたちと共有することを中心にした活動が行われました。
発寒小学校への訪問は3回に分けて行われ、それぞれ間には、ベトナムのバナナ畑から実際に生育しているバナナの様子を伝えたり、バナナ料理を紹介するビデオレターが送られました。小学校での活動では、”バナ活”と称してひたすらバナナに関する活動が行われました。緑色の養生テープを使ったバナナをたくさん作りました。また、自身のバナナに関する思い出や、バナナについて調べてみたことを集めるポストを設置するほか、活動の後半では、作った大きなバナナを担いだり、音楽室の楽器を鳴らしながらグラウンドや校内を練り歩きました。
参加アーティスト
東方悠平 ( Yuhei Hiigashikata / アーティスト )
1982年生まれ、札幌市出身。現在は八戸市(青森県)在住。2006年に北海道教育大学札幌校 芸術文化課程美術コースを卒業し、2008年に筑波大学大学院 芸術研究科総合造形領域を修了。2023年に、東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程を修了。「遊び」を手がかりに、立体作品やインスタレーション、参加型のプロジェクトなどを行う。2021年に文化庁の新進芸術家海外研修制度1年研修員として、ベトナムのフエ市に滞在。また、八戸市内でAIR-Hを主宰して、フィリピンのアーティストを中心としたアーティスト·イン·レジデンスプログラムの企画、運営を行なう。近年は東南アジアでの活動が多い。https://www.higashikata.com