札幌市立稲積小学校×小助川裕康
- おとどけアート
小学校の中庭に秋の素材を使って、ひみつの基地を作りました。大きな一枚の葉で作ったティピ(移動用のテント式住居)や巨大キノコ、ひみつの噴水などを制作し、中庭に遊びに来た子どもたちが小人になって森をさまようような状況を生み出しました。子どもたちが集めた落ち葉やドングリ、まつぼっくりといった秋の素材を使い、ひみつ基地の装飾品や、やってきた人たちに配るアクセサリーを作りました。またティピ作りには、子どもたちだけではなく父母の方々や近隣の幼稚園児も参加しました。お披露目会当日には、ひみつ基地がライトアップされ、幻想的な空間が生まれました。また、有志の先生で結成されたバンドの演奏があり、小助川裕康さん率いるおとどけアート軍団も歌を作り、参加者とみんなで歌い踊りました。
参加アーティスト
小助川 裕康(Hiroyasu Kosukegawa)
平面作品を中心に数多くのデザインを手がけるアーティストです。その一方で樹木医師・庭師として、2008年人々-HITOBITO-を立ち上げ、未開拓な北海道の庭を創造し発信し続けています。またRising Sun Rock festival、MAGICALCAMPといった野外フェスティバルにも参加し、彫刻など立体作品を出展するなど活動の幅を広げています。