札幌市立元町小学校×ダム・ダン・ライ
- おとどけアート
今年、50周年を迎える元町小学校を舞台に、芸術家のダム・ダン・ライさんが「50」のいたずらをテーマに創作活動を行いました。小学校の中に「おどろき」「びっくり」「ドキドキ」「ワクワク」を演出・創作し、それをきっかけに学校に集う様々な人達がつながり、交流するような状況を生み出すことを目的としました。小学校に滞在中は、登校時間にアート作品を発表したり、クラスの中にお邪魔して新聞紙を用いたワークショップを行ったり、児童玄関や中庭を作品によってデコレーションしたり、太鼓演奏(児童)とのコラボーレーションによる一般公開のライブペインティングの開催をしたりと、様々な取り組みが行われました。日々、変化してゆく小学校の状況や、ライさんが仕掛ける様々ないたずらによって、子ども達だけでなく教職員や保護者といった大人も、ひと時の「非日常」を楽しめるような活動が行われました。
参加アーティスト
ダム・ダン・ライ(Dam Dang Lai)
北海道の大自然に感銘を受け、その素材で空間を変容させる存在感を放つ作品の創作を目指す。エネルギッシュに北海道の四季に呼応し、独自の色彩感覚でその移り変わりや劇的な様を木や金属、石などの材料に映し出す立体作品を制作。創作のみならず、ワークショップや、アートイベント等の活動も広く行っている。小樽市にアトリエ兼ギャラリー「DalaSpace(ダラスペース)」を設立。<http://www.dalaspace.com>