札幌市立平岸高台小学校×黒田大祐

  • おとどけアート

現代美術家の黒田大祐さんが、小学校の図工室をアトリエに、2つの作品制作を行いました。「ここは札幌ではない」は、小学校にある謎の南国調の壁画に未来の札幌の風景を描き込みました。温度変化で現れたり消えたりするインクを用い、完成後には関わった人たちのサインと共に絵を消しました。いずれ小学校が何かの都合で大変冷え込んだ時に再び現れる作品として制作。「息の絵画」が、窓ガラスに専用の枠をあてがい、息を使い絵を描くというもので、札幌が原野だったころの風景を想像して、札幌に自生している植物を描き、風景画を作り出しました。活動は、主に中休み・昼休み・放課後に行い、給食時間にも交流を行いました。また、最終日には児童・保護者対象の「息の絵画」のワークショップを行いました。作品の一部は札幌市資料館にて展示されました。(「透明な風景」2016.2.19-3.21 2階 SIAFプロジェクトルーム)

参加アーティスト

黒田 大祐( Daisuke Kuroda / 現代美術家 )