先日の発寒東小学校での活動も大盛況でして、着々と活動を行っている岡部さん。
今回は藤野南小学校で行われているおとどけアートの現場見学にやってきました。
こちら、真ん中にいるのが映像作家の大島慶太郎さん。この小学校のみんなでアニメーションを作るプロジェクトを行っています。
こんな感じで、一枚一枚の絵を描いて、それをつなげることでアニメーションが生まれるというもの。
活動にお邪魔して、大島さんの話をする中で、
「業界や同業者とご自身の活動を横並びにせず"好き"や"面白そう"を貫かれている印象でした。
私自身、一輪車業界からは一歩距離を置いて活動をしています。
その中で活動の幅が広がる面、狭まる面も両面持ち合わせています。
時にはそれが引き目になることもありましたが、大島さんの活動やお話をお聞きする中で自分なりの一輪車を追求していこうと思えました。」
とのこと。
そしてこちらは、フリースクール札幌自由が丘学園で行われた活動見学です。
アーティストは杉本典子さんと大村直子さんのお二人。ホント色々なところにお邪魔しております。
この日は新年一発目、ということもあり書き初めワークショップを行うところ。
ビニール袋で何とか汚れないような工夫をしている所。
活動詳細はこちらをどうぞ ↓
こんな感じで、数か月の間にあっちこっち、色々なアーティストや場所を訪れて、様々な経験を積むことができたようです。
岡部さんと話をしていて思ったのですが、駆け出しのアーティスト、それも「一輪車」をメインとする活動って
そもそも先人があまりいないわけで、結構孤独になったり不安になることもあるんだろうなと。
そういった中で、ジャンルは違えども同じ「表現」の世界に生きる人たちに会うことってのは、
新たな考え方を獲得したり、自分自身の立ち位置を改めて考える機会にもなるようです。
こういったアーティストへの支援も実は重要なんですよね。
最後に・・・
こちらは今回の表現活動支援プログラムとは関係ないんですが、折角なのでご紹介。
フランスです。
もちろん、一輪車も一緒です。
岡部さんは2023年の2月一杯、とあるツアーに参加しておりまして、
こちらの写真はフランス北東部ボォージュ県にある、ロトンド劇場。
おお、中もすごいですね。海外っぽい。
岡部さん舞台にも上がっていたんですが、一輪車から下りての表現にも挑戦していたようです。
実際、日本にいた時にもコンテンポラリーダンスを始めてみたり、一輪車以外の表現方法を学ぼうとしたり頑張ってましたからね。
なんか、既に世界で活躍してるんですが、ぜひ日本でも活躍して頂きたい。
締めとして本人からのコメントをどうぞ。
「今回の助成事業からフランス公演まで繋がるように様々なアーティストの日常に触れられた半年間でした。
一つの事を貫き天才的な方、マネジメントからプレイヤーまで多方面で活躍する方、人柄がその場に必要な方など、
一人一人に己の在り方があるなと感じる日々でした。その各場所でのヒントをもとに、
自身のオリジナルな道を作っていきたいと思える日々でした。」
これでブログはお終いです。
コーディネーター小林