2022年度国際公募のレポートです。
展覧会準備の様子を少し紹介します。
会場は札幌中心地にある札幌文化芸術センター、その1階ロビーに面しているSCARTSコートです。展覧会スタートは1月10日。1月6日からの4日間は、朝から夜まで会場で作業をします。
会場のSCARTSコートには、とても頼りになるテクニカルチーム(会場作りの専門チーム)がいます。
今回、2組のアーティストチームが展示するため、展示空間を2つに分ける必要がありました。事前に壁の位置を打ち合わせしていたので、設営初日アーティストたちが到着した時には壁が出来上がっていました。
モニターの準備や、配線のコード、高所作業車での作業などは専門チームが進めていきます。
テクニカルチームのおかげで、アーティストたちは自分たちの作品の見せ方やレイアウトに集中して作業することができます。
Vindur(ヴィンダー)の Alanaさんと升谷さんの設営の様子です。
作品は映像作品がメインです。そのため映像の映像、音声や映し出した時の見え方など微調整を行っていきました。
スピーカーの音量も決めていきます。
AlanaさんのPC音声編集の画面を見せてもらいました。自然の音、楽器、声、鳴き声などたくさんの音が重ねられていることがわかります。
4つのモニターは天井から吊るすため、高所作業車の出番です。配線が作品の邪魔にならないようできるだけ目立たせないようにしたりと、細部への気配りがされます。