天神山滞在ブログTenjin_blog

【レポート】国際公募_展覧会設営の様子②

2022年度国際公募のレポートです。

前の記事【レポート】国際公募_展覧会設営の様子①に引き続き、展覧会準備の様子を少し紹介します。

 

Alexandreさんと松延さんの設営は、会場内にどう石炭を並べるかというところからのスタートです。天神山のスタジオでも試験的に並べては崩し、並べては崩しを繰り返していました。

場所が変われば見え方、見せ方も変わってきます。4日間の設営期間何度も何度も石炭を動かしていました。

紐でガイドラインを引き、そこに沿って石炭を一つづつ並べていきます。

並べたと思ったら、崩し始めていました。

ホワイトボードにはレイアウト案が書かれていました。試行錯誤の様子が伺えます。

2人の作業には天神山に滞在したことのある香港のアーティストChan Man Chun(写真右)が札幌を拠点に活動をしており、設営作業の手伝ってくれました。

 

アーティストたちの作業の横では、SCARTSのテクニカルチーム(会場作りの専門チーム)も黙々と作業を進めています。

展覧会のタイトルをカッティングシートにプリントしたものをガラスの扉に貼っていきます。綺麗に貼るのが大変な作業です。

こちらでは高所作業車が出動していました。作品名のところに当てる照明の色や明るさを調整しています。

壁の角にL字のカバーを取り付け。細かなところですが大事なところです。

 

そして、4日間の設営作業が終わりました。

最後にSCARTSテクニカルチームとアーティストたちと写真を1枚。 SCARTSの皆さん本当にお世話になりました!

 

おまけ。設営最終日、通りかかった札幌在住のアーティストが作品を見ていました。展覧会最初の来場者さんですね。