2022年度冬の国際公募のリポートです。
Alexandreさんと松延さん、以前の稚内〜旭川〜岩見沢のリサーチ以降、作品の素材として石炭を探し始めました。
昔はストーブの燃料として、どの家庭でも使われていた石炭ですが、現在はホームセンターでもあまり扱われていません。それに加え欲しいサイズがあり、簡単には見つからず...。
インターネットで入手先を探していると、札幌在住の方が中古で出品しているのを発見！
受け取りのJR白石駅にて。
ご実家で石炭ストーブを使っていたけれど、今はもう使わなくなったものだそうです。車への積み込みを手伝っていただき、無事に中塊の石炭20kg４袋を手に入れました。
早速スタジオに戻って石炭を袋から出してみます。表面が粉っぽくなっていたので、まずは手洗いすることに。
こちらは洗った石炭を乾燥させている様子。
１個だけだとただの石のように見えますが、こうしてたくさんあると石炭という物質が際立ちます。手に持ってみると普通の石より軽いんです。良い石炭ほど軽いのだそう。
ところでこの写真の左手前と右奥にある袋を巻きつけたようなもの。扇風機に巻きつけてあるのですが、これは一体何でしょうか。
壁に貼ってありました、これですね。雪囲い。
雪囲いと石炭、素材がいろいろ揃ってきました。これからどうなっていくのでしょうか。