表現活動支援プログラムHyogen_ais

【表現活動支援プログラム】多世代交流ひろば ねっこぼっこのいえ×杉本典子・大村直子 活動ブログ2

さて、またまたやって来た多世代交流広場ねっこぼっこのいえ。

なんかすごい、賑わってていいですね。

コロナ禍になり地域に集まる場所がなくなって、不要不急の外出はするなと言われ、人々のライフラインとしてのつながりが、途切れそうになりながらも、この場所は人と人を結ぶ環境をしっかりと作って来たんですね。

やって来る人たちの笑顔とリラックスした雰囲気が心地良い場所ですね。

 

さて、前回布を使ったワークショップの準備&設置をしてきましたが、

ちょっと来なかった間に、色々と麻ひもに布が結び付けられていました。凄い。

※前回の様子はこちら↓

【表現活動支援プログラム】多世代交流ひろば ねっこぼっこのいえ×杉本典子・大村直子 活動ブログ1

 

そして、切り株のメモにもやりとりが。

乾燥した時期にクリームは必須。こんな感じの会話が、切り株メモを通じてなされ、可視化されております。

 

で、今日は布を使っての手作業ワークショップを行います。材料はこちら。

 

こんな感じで芯となるワイヤーを丸め、そこに布を縛り付けます。

 

やることは非常に簡単ですが、後はひたすら同じ作業を繰り返していきます。

私も作りましたが、ワイヤーの円が大きすぎると、全然終わりが見えてきません。ただひたすらに、ひもをちぎりちぎり、結び付けていきます。

 

そうやって作っていると、なんとか完成。リボンを付けたり星を付けると、それっぽくできちゃうんですね。

思ったよりもかわいくできてますね。映えてますかね?

 

そして、このリース作りですが面白いもので、こうすると正月飾りにも見えるという。人間の認知ってそんなもんなんですかね。

 

こんな感じで、みんな黙々と作っているんですが、余裕ができてくると色々とあちらこちらで会話が生まれてきます。

リースを作るために集まった机のまわりに、大人も子供もやってきて、お互い初めて会ったのに、同じことをやっている仲間意識?というのか、いつの間にかワイワイと世間話が始まります。

 

昔はこんなのを井戸端会議、と言って日常生活の中で人が集まる場所があり、その中でお互いの情報共有などが行われてきました。

現在は生活インフラが向上し、家で大体の事が全部できてしまうようになり、便利になりました。

そして便利と共に失ったのが、こんな集まりやつながりのような気がします。

昔は勝手につながって、そこにコミュニティというものが生まれていたんですが、

現代においてそういった人と人が関わるという場は意図的に用意しないと生まれないのかもしれません。

ねっこぼっこさんにやってくると、「人が本当に必要なもの」について考えさせられますね。

 

こんな感じで今日は杉本さん&大村さんのワークショップに参加して、リース楽しく作っていい一日過ごせました。

続きます

コーディネーター小林