表現活動支援プログラムHyogen_ais

【表現活動支援プログラム】札幌市立月寒中学校×寺世風雅 活動ブログ14【最終回】

さて、遂に表現活動支援プログラム、寺世風雅in月寒中学校の活動のブログ最終回です。

2週間滞在し、じわりじわりと子ども達と関係性を作ってきた寺世君。無事、最終日を迎えて本当に安心した様子。頑張りましたね。

 

中学生というちょっと大人になりかけの年齢。

どんな風に関係性が築けるのか、コーディネート側としても少し不安を感じておりました。

でも、入って数日でその不安は杞憂にすぎないということを感じました。

 

毎日顔を合わせるうちに少しずつ仲良くなって、そんな感じで友だちの関係になる、これ年齢関係ないですね。

そんな感じで感慨にふけっていると、例の巨大立体物の制作の2年生達がやってきました。

完成しました!」と。作品を見て欲しくて、やって来てくれたんですね。

 

なので、期待を胸に体育館に向かいます。

 

・・・

おーー、テレビ塔しっかりできてるじゃないですか。

 

なんというか、作品を頑張って完成させたのもそうなんですが、

初日に会った時のあの不安そうな3人が、この日は胸張ってニコニコしてました。

その、自身満々の感じが、非常に良かったですね。

出来あがった作品以上に、「やり切った」というその努力や乗り越えた経験が自信を生んでいるようでした。

こうやって人は成長していくのかもしれません、それを見せてもらった気がします。

 

 

これで、学校祭は無事終了。職員室で最後の挨拶をします。

先生達も通常授業に加えて、学校祭の準備など色々と忙しかったと思います。

 

そんな中でも、我々の活動を受け入れてくれたからこそ、今回の交流が実現できたのです。

先生方にも感謝ですね。「まだ居てもいいよー」って声も聞こえてきて、有難い限りです。

いやー、本当に良い活動になり、関わってくれた皆さんに感謝。良い活動はいつも振り返ると、あっという間、だと感じます。

そんな感じで、この二週間の活動は無事に終了いたしました・・・・・

 

 

と言いたいところなんですが、終わってないんですよ。

 

 

片付けが・・・

マジで絶望的な木量を前に、正直現実逃避しそうになりましたが、目を閉じ祈ったところで木は消えません。

 

ただひたすらに、気を分解します。黙々と活動します。黙片付けです。最後に片付けの様子を紹介してブログを終えようと思います。

 

学校祭終わった時には明るかったのに、気付くと外は真っ暗に。

デジタル木工、という寺世くんの肩書を見るとすごくスタイリッシュな感じがしますが、

向き合う「木」という素材は、物理的にしっかりと存在してますからね。

何が言いたいかというと、重いという事です。

 

この作業に既に慣れている寺世君、ひたすら運び続けます。

 

愚痴を言っても進まないのでひたすら運びます。

 

で、何とか全部積み込んで終了。

 

2週間お邪魔した教室も現状復帰。

そんな感じで、学校を去るのです。

おわり

 

表現活動支援プログラム/参加アーティスト 寺世風雅 https://toshiyugi.org/

受け入れ先/札幌市立月寒中学校 https://www.tsukisamu-j.sapporo-c.ed.jp/ 

コーディネート/一般社団法人AISプランニング

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担当コーディネーター/小林亮太郎