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【おとどけアート】札幌市立光陽小学校×佐竹真紀 活動ブログ26

さて遂にやって来た、3月2日の学校開放日です。

 

この日は朝から雪が降っていたんですが、玄関に続々と人がやってきます。

子ども達も待ち合わせしてやってきます。いい感じですね。

 

中に入るとこんな感じ。

館内マップと窓に絵を描く用のペンが置いてあります。

 

こちらが全児童に配って頂いた館内の作品マップ。

校内に作品が散りばめられていて、かなり厚みがあります。佐竹さん、久野さん頑張りましたね!

という事で、せっかくなので作品ごとに紹介していきましょう。

 

入口の窓に描かれているのは『光陽っ子のまなざし』という作品。

 

元気な光陽小学校の子ども達の顔が窓を飾ります。

学校開放日のこの日も、やってきた人たちが思い出の校舎に書きこめる仕組みに。

 

早速、ペンを持つ子もいました。小学校に関わる様々な年代の人の似顔絵が窓に記録されていきます。

 

『在りし日の入学写真』

アルバムに収録されていた古写真の中にあった、入学式の時の写真。

数十年前という過去の写真ですが、その時の子ども達の高揚感や、それを見守る親御さんのまなざしはきっと今と変わらないはず。

 

写真に切り取られたそのひと場面から、そこに居合わせた人たちの息づかいを感じられます。

 

『鯉の滝登り』

かつての光陽小学校の運動会で実施していた伝統行事を階段部分に再現。

 

吊り下げられているのは今年度、新校舎を建築する業者の方々が小学校に寄付してくれた鯉のぼり。

各クラスごとに色を塗って、夏休みにはクレーン車で釣られていたようです。こんな形で展示に使われるとは思ってもみなかったでしょうね。

壁には当時の写真も貼り出されています。

 

1階から3階まで続く、鯉の滝登り。そして当時の写真をまとめた映像作品が流れています。

作品はまだまだあるので、次回に続きます。

コーディネーター小林

2023年度おとどけアートの活動は「赤い羽根共同募金」さんの助成を受け実施しております。