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【おとどけアート】札幌市立発寒小学校×東方悠平 活動ブログ10

2月2日(金)、発寒小学校での東方悠平さんのおとどけアート、活動最終日のレポートです。

発寒小学校では、金曜日は昼休みがないので、実質子どもたちとの交流は中休みが最後になります。

 

この日は、1時間目に全校朝会があるということで、子どもたちの登校時間と同じ時間に登校しました。

次々にやってくる子におはよう〜と声をかけながら、私たちも校内に入り、すぐさま朝会が行われる体育館へ向かいます。

子どもたちが学年ごとに順番に入場。

校歌斉唱や校長先生のお話に続き、今日が最終日ということでご挨拶させてもらいましたよ。

ほんの2,3分の時間しかなかったので、限られた内容だったのですが、東方さんが直接話している言葉をみんなじっくりと聞いていました。

最後はおなじみのバナ活の呼びかけで締めくくりました。

「今日は学校の中をみんなで練り歩くよ〜〜〜!!」

朝会から戻ってきてこの様子。

すでになんだかやりきった感ありますね、、、(笑)

 

準備をしている間にあっという間に中休み。

呼びかけの効果は抜群。子どもたちが次から次へと集まってきました。

東方さんを先頭に、大小のバナナや楽器などを持たせて最後の練り歩きへ早速出発!

全校朝会での呼びかけもあり、今回が最長の列となりました。

面白いのは列が長すぎて全体像が見えないため、それぞれのいる場所で見た目が変わること。

もちろん列に加わるもよし、廊下の脇でギャラリーになるもよしです。

参加しなくともバナナの掛け声が近づいたり遠ざかったりしているのは聞こえるだろうし、

ついついなんだなんだと吸い寄せられます。

また、この日は体育館でもぐるりと周ります。

休み時間も終わりに近づき、はっさるーむへ戻ってきました。

はっさるーむでは、粛々とバナナを作っている子どもの姿がありました。

練り歩きよりもバナナ作りをしたかったようです。

中には練り歩きに必要だろうと、旗を作ってくれた子もいました。

どんどん新しいものを生み出していっていますね!笑

一人一人がそれぞれのバナ活を楽しみながら、中休みが終了しました。

子どもたちは満足そうに帰っていきます。

 

子どもたちを見送ったあと、撮影していた動画を振り返りました。

先導していた東方さんはここで初めて「ああ!こんな感じだったんだねぇ!」と

どんな様子だったかを目にします。

オリジナルのダンスをしている子や、バナナを他の子に手渡したりしている子など色々な発見がありました。

このあと、はっさるーむを片付けてバナナなど一部を1階に展示させていただくことになりました。

バナナを祀ってますね。

 

 

さて、改めて活動を振り返ると、10月から大きく3回に分けて行ってきましたが、

日増し子どもたちの熱気が盛り上がっていくのが伝わってきました。

特にこの5日間、この最終日が顕著でしたが、

子どもたちがそれぞれのバナ活を見つけて一生懸命に取り組んでいる姿が見られたのが印象的でした。

先生方もとても協力的で子どもたちのバナナへの熱気(?)をうまく活用して授業に組み込んだりもしていて、

学校の日常にも少なからず影響を与えていたように思います。

 

東方さんも今回の活動が子どもたちの記憶に残ってくれたらと取り組んでいましたが、

きっと子どもたちも、不思議な転校生がやってきたこと、緑のバナナを作ったこと、ベトナムからビデオレターを送ってくれたこと、雪の上をバナナを持って行進したことなどなど、

実際に目にしたり、話したり聞いたり、体験したことを通して何らかの形で思い出に残ったのではないでしょうか。

今後ももしかしたら日常でバナナを目にしたときにふと東方さんのことを思い出すかもしれませんね。

 

 

これにて、発寒小学校でのおとどけアート終了です。

東方さん、お疲れさまでした〜!

 

担当コーディネーター 杉本

 

2023年度おとどけアートの活動は「赤い羽根共同募金」さんの助成を受け実施しております。