札幌市立伏古小学校でのおとどけアート12日目。
アーティストが活動拠点としている「なかよし広場」の使い方とそこでの子ども達の過ごし方が、様々な経緯を経て変化しながらも、アーティストの存在も含め日常化(常態化)し始めた今日この頃。
これまで、いろいろなハレーションを巻き起こしている「カーペット&クッション」や「段ボール渦巻」をめぐって今日もまた何か新しい展開が起こるでしょうか。
まずは昼休み。
2年生がやってきました。
あいも変わらず「段ボール渦巻」に興味津々。
なぜこのシンプルな段ボールの渦巻がこんなにも人気があるのでしょうか。
カーペットも、もはや自宅のリビングにいるかのような寛ぎ方、、、
「なかよし広場」は、良くも悪くも(?)子ども達にとってのちょっと特殊な遊び場、第三の場所になりつつありますが、実際はどんな場所だと認識しているのか調査してみるのも良いかなと考えてみたり。
昼休み。
本日は、5年生がやってきました。
5年生は、けっこう元気な子が多く、とても素直に今回の取り組みに反応してくれます。
アーティストにも興味がある子が多く、進藤さんが持ち込んだアートに関する書籍や、日々の日記を熱心に読み込む子もいれば、いろいろな質問をしてくる子もいます。
なかよし広場での過ごし方も、担当の先生との相談の上で、休み時間に限らず放課後にも現れて下校時間ギリギリまで過ごしていく子もいます。
習字で書き起こされていましたが、
「呼びに来るまで大丈夫!」
という名言は、5年生から発せられた言葉です。
さて、この日の放課後。
今日は、珍しく平穏な1日だったな〜と話しながら、新たな仕掛けを構築することに。
またしてもダンボールで、、、
6年生のとある子が提案してくれた目安箱的なもの。
ポストですかね。
何も知らせずポストと紙が置いてあったらどういう反応が生まれるか。
そして、さらにダンボールで塔のような構造物を制作。
ふ〜〜〜ぅ
子ども達の反応を想像しながらの造作は放課後の密かなお楽しみとなっていることに気づく瞬間です。
で、そんなことをやっていると、、、、
3年生の先生がやってきて、次回の訪問日に授業の時間で中用紙広場で活動したいと逆に相談を受けました。
熱心に段ボールで創作をしている子ども達の気持ちと熱意に応えたいと。
思いも寄らない展開!
休み時間の割り当てシステムの弊害か、はたまた子ども達の自治意識の高さが先生の心を動かしたのか。
突然の依頼に、ドキドキワクワク!
次回、3年生大暴れの巻!