札幌市立伏古小学校でのおとどけアート9日目。
本日は、段ボール制作がヒートアップ!
その1、隠れ家作り。
1年生のとある子どもが始めたことがきっかけ。
人がひとり入れるくらいの箱を作って隠れる。
何がその意欲を掻き立てているのか謎ですが、、、。
この行為には、本日見学に来てくれた劇作家・演出家の西脇秀之さんも興味津々。
自分だけの場所がほしいのか、只々隠れたいのか、こんなに広い空間になぜわざわざ小さな空間を作るのか。
謎は深まるばかりです。
その2、段ボールを体に身につける。
3年生が中心に始まった行為で、段ボールを身に付けるというか巻きつける?
着ぐるみ的な発想でしょうか。
意外と高学年位も人気。
こちらもブームが到来しています。
なぜ!?
その3、トンネル。
段ボールでトンネルを作って潜る。
段ボールを用いたものづくりとしてはとてもベーシックな取り組みですが、これが日々拡張しています。
入ったはいいけど出られない!?
段ボール制作は日増しに加熱し、なかよし広場の風景はどんどん変化していきます。
特にルールもテーマも設定することなく、アーティストはその様子をひたすら観察し記録していきます。
この日の放課後。
何かもうひと仕掛けしたい進藤さん。
今の段ボールの状況に拍車をかけるべく初めて大掛かりな仕掛けにチャレンジ!
まずは同じ形の段ボールを広げて板状につなげていきます。
それをとぐろ状に巻いて、、、、、はい完成!
え〜と、なんですかこれ?
「なんだかどっかの公園にある公共彫刻みたい!」
「子ども達どんな反応するかな〜?」
ワクワクしている進藤さん。
この構造物が、何かの現象を引き起こす装置となるのか?
単に子ども達の段ボールブームに乗って何か作りたくなっただけではないのか?
昼休みにやってきた6年生が、なかよし広場の状況を見て言った一言。
「こんなことになっていいんですか?」
本当にいいんでしょうか?
今後にご期待ください!
コーディネーター:漆