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【おとどけアート】札幌市立伏古小学校×進藤冬華 活動ブログ7

札幌市立伏古小学校でのおとどけアート7日目。

 

なかよし広場で巻き起こる現象を観察することに徹底すると決めたアーティストの進藤さんは、また新たに段ボールを持って登校。

前回持ち込んだカーペットとクッションの使われ方はもとより、これまでに試してきた仕掛けも含め、本日はどのような現象が起こるのか早速観察スタート。

 

まずは、中休み。

前回クッションを投げ合うゲームを考案したメンバーが大暴れ!

格好の遊具、遊び場ができたということなのか、なかよし広場の中を縦横無尽に走り回っています。

陣地どうとか当てられたらどうとか最初は色々言っていたけど、カーペットもめくられて別な道具になって、もはやルールもへったくれもない状態。

屋内に引きこもりがちな冬の時期なので元気いっぱいは走り回れることは健全だなと思う一方で、同じ空間の中で別な過ごし方をする子ども達との衝突も心配される状況に。

 

 

ルールのないところから、自ら遊びのルールを作り、そのルールが崩壊するほど弾けて、他の人にとってのルールと干渉する。

とはいえこの空間にいる大人は観察者。

よほどのことがない限り誰も注意したり、制約をかけたりはしません。

いつトラブルが起きてもおかしくない!!

次から次へと状況が変化していきます。

 

 

さて、別な過ごし方といえば、。。

本日新たに持ち込んだダンボールは、早速反応を示した数名の子ども達の餌食となりました。

こちらは早速家作り?

 

 

こちらはクッション投げの防具ですかね?

 

 

段ボールと子どもの相性は抜群。

段ボールを置いておくと勝手に何かができあがっていきそう、、、。

まだまだ展開がありえそうです。

 

そして、「書」。

これまでに子ども達や先生から発せられた言葉を書く。

それを声を出して読み上げる。

何の意味があるかは誰もわかっていませんが、この不思議な行為は今日も人気です。

 

 

・子供なめんな

・子どもの方がおもしろい

・居場所

・いなくなる誘導

クッションが飛び交う中、今日もたくさんの言葉が書き出され、掲示されることになりました。

 

一方、子ども達それぞれの過ごし方やそこで起きる現象を観察している進藤さんは、黙々記録作業。

前回から今回の変化とこの状況をどうみているのでしょうか。

 

 

7日目にして、なかよし広場は、子ども達がそれぞれの目的で(あるいは目的はもともとなくても)、多種多様な過ごし方するという現象が起き、、、

 

 

このままでいいのかと戸惑う大人達の反応と、、、

 

 

この先どんな影響が出るのかわからない未知の領域に入っていきました。

これまでにないおとどけアートの新たな領域が開かれている様をぜひ見届けていただきたいと思います。

ぜひ次回もお楽しみに!