12月19日(月)、札幌の小学校は冬休み目前。
前回の活動では、子どもたちに教えてもらった場所へ赴き、写真撮影をしてきたクスミエリカさん。
これは学校の中でも様々なものを様々な角度で撮影していきました。
そして、これまで撮影してきた写真を素材にしながらご自身が琴似小学校周辺で幼少時代を過ごしていたことから
「ノスタルジー」をテーマに作品制作をすることに。
とりわけ11月〜12月にかけてはアトリエに籠もって制作に集中していただいていました。
年内にはその作品が見せられる形になりそうだということで、
学校の中で作品展示を行うつもりだったのですが、
作品を一方的に見てもらうだけでなく、子どもたちからも「思い出」をテーマにした作品を募り、
合同の展覧会に挑戦してみることにしました。
と、前段がなが〜〜〜くなってしまったのですが、今日はそのことを呼びかける日。
冬休みを跨いで考えてきてもらったり、作ってもらうことにします。
呼びかけのおたよりを作って、各クラスに配りにいきました。
アポなしの訪問だったのですが、子どもたちの対応がしっかりしてすごいなと思いました。
休み時間には、作品募集に興味のある子に図工室に集まってもらい、
クスミさんがどんな作品を作っているか、「思い出」をテーマにした理由などを話していただきました。
おたよりを配るときに対応してくれた子が、友達に声をかけて来てくれたのが嬉しかったですね。
「思い出」から発想したものであればどんな形態でもいいよ、ということにしているので、
冬休み明け、一体どんなものが集まってくるか、どんな展覧会となるか楽しみですね。
琴似小学校での活動は、もうしばらく続きます。
担当コーディネーター 杉本