すっかり季節は冬。
札幌にも雪が積もり、このまま根雪となるのかどうか、というところです。
さて、しばらくブログでのお知らせに間が空いてしまいましたが、クスミエリカさんによる琴似小学校の活動がゆるやかに進んでいますよ。
[前回の記事はコチラ]
前回は、学校の校木であるケヤキの木や、敷地内で撮影してきた写真を見てもらったのですが、
その後、子どもたちから教えてもらった周辺のスポットに行って写真を撮ってきましたよ。
学校の外、ということでクスミさんのお仕事の合間で撮影していただいていたので、子どもたちにはマンガを駆使して伝えています。
主に行ったのが、農林水産省の北海道農業試験場跡地にある農試公園と発寒川逸沿いにある河畔公園。
マンガでは農試公園を取り上げてみました。
子どもからは大きなSLが見られると聞いていたのですが、ちょうど公園の改修工事がされている最中でシートで覆われてしまっていたということでした。他にも水場のエリアなどが改修中だったとのこと。残念ですね。
しかし、マンガでも描いていますが、この公園は本当に広く様々な要素があり、野球場やテニスコートはもちろん、屋内アリーナもあります。
この農試公園にはクスミさんが小さかったときにもよく遊んでいたとのことで、当時と今との変化に驚きや懐かしさ、ノスタルジーを感じたそうです。
ということで休み時間には、同じ階の1年生がたくさん来てくれたので、撮ってきた写真を見せました。農試公園は子どもの足ではなかなか距離があるので、行ったことある子ない子がいましたが、なかには懐かしい!と声を上げる子も。1年生でも懐かしいということは幼稚園とかその前から親しんでいる場所なんでしょうね。
また、この日は一輪車アーティストの岡部莉奈さんが活動の見学にいらっしゃいました。
岡部さんは、おとどけアートの事務局を担っている弊社の別な事業である「アーティストの新たな活動領域開拓のためのネットワーク構築支援事業」を通して、様々な分野で活動されてる方や現場の見学を行っています。
この日は休み時間が終わると、作品やコンセプトの作り方だったり表現者同士で意見交換をしていました。同じ活動分野でもその作り方や考え方は人それぞれ違うので、話しているのを聞いているだけでなるほどな、と。
なにか完成した作品を目にすることはあってもそのプロセスに触れる機会はそこまで多くはないので、子どもたちにもアーティストの考え方だったりものの見方が伝わってくれるといいですよね。
これまでの活動で、なんとなくですが今回の琴似小学校で作品を制作する際のテーマが定まってきたというクスミさん、いよいよ作品制作の着手するそうです。
そのような作品になるのか、楽しみですね!
担当コーディネーター 杉本