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【おとどけアート】札幌市立藤野南小学校×大島慶太郎 活動ブログ6

チャイムが鳴り子ども達が去った後・・・なんかすごい勢いでしたね。

 

おとどけアート担当の濱田先生と中休みの振り返りや、昼休みについて話しをします。

手前にいるのは、おとどけアートの活動を調査しにやって来た濱上さん。

 

色々とお手伝いもしてくれます。

 

今回の活動は、アニメーション制作なんですが、そういうと結構ハードルが高い気がします。

絵が上手に描けない子、そもそも苦手な子、やったことのない子、などなどたくさんいますからね。

でも、ご安心を!今回のアニメーション制作では「ロトスコープ」という、誰もが参加できちゃう手法を用います。

 

用意するのは下絵となる画像を印刷した紙。

 

その上に懐かしのOHPフィルム(透明のプラスチックのシート)を置いて、後は好きになぞるだけ。

そう、これでいい感じの絵が描けてしまいます。ぬり絵感覚でサクッとできるのです。

 

その他にも、トレース台(明るく光る台)の上に、画像の紙と薄い紙を置いてなぞる方法もあります。

とにかくシンプル、一年生からも参加が可能なのですね。

 

こちらは先ほど濱上さんが窓に貼っていた、アニメの原画となる紙。

ご覧いただくとわかると思いますが、これらが映像として動くとなると結構な枚数が必要になります。

 

今の所、「1秒間で8枚」を予定しているので、そうなると1分の動画で480枚・・・

10分だと4800枚・・・・絵を描くのが上手、とかそういう話ではなく、みんなの力が本当に必要な活動となります。

 

全校生徒に10枚ぐらい書いてもらったり、先生や保護者の皆さんなどみんなの力が必要になりそうな感じです。アニメって創造性と情熱を気合と根性で形に変えていく作業なのかもしれません。

頑張りましょう。

★★活動マンガはインスタグラムでご覧頂けます★★

つづきます。

コーディネーター小林