9月5日(月)、活動2日目。
前回は、自己紹介がてら過去に制作した作品を持ち込んだクスミさん。
今日は新たに2つ、持ってきてくれたようです。
聞けば子どもたちの反応が良かったのでついつい持ってきてしまったとのこと。
そういえば前回の休み時間のあとに、
普段美術館やギャラリーで作品を展示すると、お客さん(大人?)からは全体を指して綺麗ですね、といったようなお声をいただくことがほとんどででしたが、琴似小学校の子どもたちは、
なんでここに水があるの?どうして時計があるの?
といった写り込んでいるモチーフ一つ一つを指して質問をしてきて
普段なかなかされない質問に驚いたことを話してくれました。
もちろんレイアウトしている以上クスミさんにとっては意味のあるモチーフなので、
そこにスッと着目する子どもたちの素直なリアクションに惹かれたのでしょうね。
今回持ってきてくれたのはこの2つ。
丸みを帯びていたので、陶芸の電気炉に使う支柱を重し代わりにお借りしました。
(学校にあるものを使って工夫するのもまた乙なものです。)
そしてクスミさんが黒板になにやら文字を書き始めました。
どうやら作品の制作するプロセスを書いているようで、
見せた作品がどのように作っているのか、そして琴似小学校での活動で考えていることを
子どもたちと意見交換を試みてみるそう。
私たちは転校生としてやってきたので、琴似小学校のことは
まだよくわかっていないですからね。
日常を過ごしている子どもたちに小学校のあれこれを質問していきます。
琴似小学校の児童数は約600人と多く、
一人一人が見ている"小学校"もその数だけあるはずなので、
面白いものやこと、学校のあれこれが集まるといいですね。
黒板に面白いものを教えてね!と書き置きを残して、2日目の活動は終了。
まだまだアイデアを膨らませられるだけ膨らませていく段階なので
これから一体どのような活動になっていくのやら。
コーディネーターもハラハラドキドキワクワクです。笑
担当コーディネーター 杉本