10月28日(木)。
屋外での作業リベンジデーとなります!
朝に降っていた雨もなんとか上がってくれました!
と、いうことで早速、暗室での準備が始まります。
暗室では、下地を塗ったキャンバスに感光剤を塗る作業を行います。
(工程については、10月14日の活動ブログをご覧ください)
この感光剤は、太陽の光はもちろん、蛍光灯の光にも反応してしまいます。
また、暗室内は手狭なため、千葉さん一人しか入れず、
これ以降の作業の様子は千葉さんに撮影していただきました。
準備する道具は、感光剤と計量カップとスポンジバケ。
感光剤は液体自体は深緑っぽい色なのですが、塗ると黄色っぽくなるようです。
塗った後はよく乾燥させ、
先週子どもたちにも手伝ってもらった、
石について千葉さんがまとめた透明なシートをかぶせます。
暗室から持ち運ぶ間に感光してしまわないよう、
黒いビニール袋に入れて、準備完了です。
よし!外に行こう!と暗室から出てみると、
まさかの曇り……
曇り………
明るいのですが、千葉さんの見立てによると、
ちょっと難しいとのことで、せっかく感光剤を塗って準備したのですが、
この日の作業も断念することになりました。。。
本当に天気予報が当たらない。。。
その後、短いながらも少し晴れ間がさしたので、
感光時間などを測るために小さい紙でテストしました。
こちらは、色画用紙に感光剤を塗り、油性ペンでイラストを描いた透明なシートを被せたものです。
うまくけば、油性ペンのところは光が当たらないため、
感光しないで残るはず。
おおお!
数分と待たずに色がどんどん茶色く変わってきましたよ。
これがまた数分おくと、、、
すっかり色が変わりました。
ピンクのところは色画用紙が反り返ったりして、
うまく感光剤が乗らなかったようです。
このあと、油性ペンで書いた透明シートを剥がし、水で感光剤を洗い流します。
油性ペンで描いたところはうまく残ってくれているようですね。
透明シートをかぶせていたところは、
色が周りより薄くなっていることから、
使っていたシートが透明とはいえ紫外線をいくらか、
遮断してしまうものだとわかりました。
また、本番では、キャンバスが大きくなるので、
キャンバス表面と透明シートの間ができるだけ
密着していないと油性ペンの描いた部分が、
くっきり残らないから気をつけなくてはいけないようです。
ベストな環境ではなかったものの、
感光に必要な時間の目処を掴んだところで、
この日の活動は終了となりました。
また、キャンバス作品の制作は、晴れの予報がでている
2日後の土曜日に、さっぽろ天神山アートスタジオにて
再挑戦することになりました。
三度目の正直となるでしょうか。。。
天候と戦う千葉さんの今後の活動に乞うご期待!
(担当コーディネーター:杉本)