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【おとどけアート】札幌市立手稲西小学校×千葉麻十佳 活動ブログ12

10月23日(金)。

連続登校の2日目です。

 

天候が気になるところでしたが、この日は曇り…

千葉さんの見立てによると、光が弱すぎるとのことで、

屋外での作業は日を改めることに…!残念…!

目の前に山があるので天気がコロコロ変わりやすいのでしょうかね。。。

自然に翻弄されています。

 

なので、この日は、

子どもたちが普段どんな授業をしているのか、

見学にお邪魔することにしました。

こちらは、1年生の図工の授業。

何やら箱を使った作品作りのようです。

先生が用意していたであろう色々な容器、箱から

自分が使いたい箱を選ぶのですが、

これでもか、という量の箱の種類がどんどん出てきます。

一体ダンボール何箱分あったのでしょうか、、、?

 

続いて、こちらは4年生の理科。

ヘチマの観察の授業にお邪魔しました。

継続して観察をしていたようで、前回との差異を

目で見て、手で触って、鼻で匂いを嗅いだりと

五感を用いての観察。

腕よりも太くて立派になったヘチマに盛り上がる子どもたち。

 

ちょうど近くに以前、千葉さんが設置した

百葉箱の青色のキャンバスがあり、ついでに様子を見ていると

先生が、子どもたちに声をかけてくださって、

子どもたちに見てもらいながら、取り外すことにしました。

8月後半からほぼ2ヶ月ぶりに外したのですが、

外した瞬間、子どもたちから「おおおーーー!!」という声が上がりました。

そろそろ取り外すタイミングかな、

と千葉さんと話していたところだったので、

まさかその瞬間に立ち会ってもらえるとは思わず、

本当にありがたかったです。

支柱の影も良い具合にじんわり残っていました。

 

ヘチマの観察のまとめに戻る4年生と別れて、

他のキャンバスの回収に回りました。

緑、紫、黄色、グレー、赤、黒、と全部で7色。

教室の窓すぐ近くに置かせていただいたキャンバスの回収した際には、

窓越しに「色変わったよ〜」と変化の様子を見てもらったり。

 

回収し終わったキャンバスは、

水で軽く汚れを洗い流します。

水の圧力で微妙に跡が残ったりしないか、

細心の注意を払いながら黙々と濯いでいく千葉さん。

洗い流した後は、活動拠点で乾燥させます。

ここでも昨日用意した養生スペースが活躍しました。

濡れているためパッと見ではわかりませんが、

乾くと変化の具合がよくわかりますよ。

 

乾いたあとは、今後の日光の退色を防ぐため、

黒いビニール袋に入れて、12月まで保管します。

12月には、お披露目期間を画策しているので、

一つ一つがどんな変化をしているのかは、そのときまでのお楽しみです。

 

残念ながら、良い太陽光に恵まれない日となり、

本来の作業予定とは変わってしまいましたが、

休み時間以外の時間で、子どもたちと触れ合ったりする

良い機会だったかと思います。

 

次回の登校日も週間天気によると晴れ/曇りの予報なので、

なんとか!なんとか晴れてもらいたいところです…!

 

(担当コーディネーター:杉本)