さて、西脇さんの活動紹介ブログその4です。
ここは子ども達がやって来る前の教室の様子。壁の装飾が賑やかです。
そして、時間になると元気な声と共に子ども達が続々とやってきます。
西脇さんも、サンタさんの人形と帽子を片手に子ども達とコミュニケーションを取ります。
子どもによっては最初、全然相手にしてくれなかったりすることもあるんですが、そこは西脇さんです、
じっくり気長にコミュニケーションを積み重ねているうちに、気付くと二人で「キャッキャ」と笑いあっていました。流石ですね。
そして、コーディネーターの小林がいつも何しているかというと、西脇さんの活動の様子を伺いながらも、
子ども達と一緒に遊んだり、世間話したり、活動紹介のマンガ描いたりしています。結構、絵を描いていると「私も描くの好きー」って話が盛り上がったりするんですよね。
この場所にアーティストを紹介する際に、スタッフの方に言われたのは「何かやりましょー」とか「これ覚えてねー!」といったタイプではなくて、子ども達に寄り添って自然な関わりの中で何かできる人がいい、との事でした。
この場所に数回通う中で、その言葉の意味を実感しました。わくわくSeedの一番の役割は、学校の様に知識や情報を与える「教育」ではなく、子ども達の中にあるものを見守り、引き出す「療育」であり、「子ども達の発達支援」目的としているからです。
結果を求めず、彼らの中にあるものを信じて、じーっと待つ。寄り添う。そういった姿勢が必要なんですね。そういった面で、今回西脇さんが希望していた、「何かを作らなくてもいい現場に入りたい」とう希望にうまいこと当てはまったのかもしれません。
とはいえ、様々な行事があったり帰りの会で各自の発表があったりと、しっかり子ども達が成長できる仕組みもスタッフの方々の努力とアイディアで組み込まれております。
大事なことはしっかり伝えて、その上でひとりひとりの成長に合わせてサポートを行う現場、それが放課後等デイサービスという場所の様です。
なんか、西脇さんの紹介<わくわくSeedさんの紹介になってしまいましたが、こういった環境でアーティストが活動を行っております。
さて次回は、西脇さんが苦心の末「何か」を何とかしてやる回です。お楽しみに。
ブログはもう少し続きます。
コーディネーター小林