表現活動支援プログラムHyogen_ais

【表現活動支援プログラム】放課後等デイサービス わくわくSeed ×西脇秀之 活動ブログ3

西脇秀之さんの活動ブログ、その3です。

さて、この日も2時半を過ぎると子ども達が続々とやってきます。その時、スタッフの皆さんは子ども達に「おかえり~」と声掛けします。この場所は子ども達にとっては、ある種帰ってくる居場所でもあるんですね。確かに、そんな感じの雰囲気がします。

 

やって来た子ども達は、(基本は先に宿題を済ませて)それぞれで遊び始めます。

西脇さんも既にこの環境に慣れいつものペースで子ども達と関わり合います。

 

こんな感じで身近にあるものを使って、何かを演じたりしながら子ども達と触れあいます。多分、「ごっこ遊び」の面白さは、直接コミュニケーションをとっているようで、「何かを演じる」という媒介があるから関わりやすかったりするんだと思います。

 

確かに、大人だとしても知らない人といきなり二人になったら、会話に困ります。それはきっと子どもも同じ。

 

この場所で西脇さんは関わり合う最初のきっかけとして、絵を描いたり、折り紙をしたり、時にごっこ遊びを通じて子ども達との距離を縮めています。

 

小さい頃のように、すぐに声を掛け合って仲良くなれるのであれば楽なんですが、なかなかそうはいかない。恥ずかしかったり、話しかけ辛かったり、何か理由がないと中々友達になれないのが大人です。

 

この場所で様々な子ども達と関係性を築こうとしている西脇さん。外から見ればただ遊んでいるだけなんですが、実は色々なことを試しながら子ども達との信頼関係を積み重ねているんですね。簡単なようで実は簡単ではない、そういったコミュニケーションを丁寧に行っているようです。

 

シャイだったり、知らない人が苦手だったり、様々な子ども達と西脇さんの関わりを見て、色々なことに気付かされますね。

続きます。

コーディネーター小林