こんにちは、さっぽろ天神山アートスタジオです。
すっかりご無沙汰になりましたね。みなさん、いかがお過ごしでしたか?
例年にない大雪に見舞われた札幌、天神山も信じられないほどの積雪に慌てふためいていました。
しかしながらスタッフも滞在者も無事です。
さて年が明けてからも、さっぽろ天神山アートスタジオにはアーティストがやってきています。
今回はこの方。ライター、写真家の稲村行真さん。
段ボール?新聞紙?いいえ、これは獅子舞です。
稲村さんは獅子舞の研究をし、国内300件以上の獅子舞を取材、執筆をしてきたのだそう。
最近では様々な地域に実際に滞在して、その地域に実際に獅子舞がいるとしたらどのようなルートで回るかを考え、その土地で材料を集めて獅子頭や胴体を制作し実際にそのルートを獅子舞で練り歩く、というプロジェクトをされています。
今回は札幌がターゲットになったのですね。
市内を歩いて獅子舞になる材料を集めてきた様子。
獅子舞を舞う想定のエリアを中心にその周辺で探してきたんだそうです。
どうでしょう、札幌らしいものは見つかったでしょうか。
獅子頭に張り付けてある新聞記事、印刷物にも特色がでていますね。
この日は制作した獅子頭を使っての撮影。
実際に舞を考えて試しているのを見ると、確かにみんなが知っているあの獅子舞の姿がオーバーラップするような気がします。
さて、稲村さんが考えたルートで獅子舞を舞う「獅子舞生息可能性都市~札幌編~」がブログで公開されています。
リサーチ、獅子頭の制作、舞い歩く構想、そして実際の映像がレポートされていますよ。
さあ、あなたの街の獅子舞はどうですか?もう既にいますか?生息可能性ありそうですか?
なんだか、急に身近になったような気がしますね。
深澤
[リンク]
獅子舞生息可能性都市 https://yukimasa-inamura.myportfolio.com/161ebf35dd4b34
稲村行真ブログ「旅してみんか?」https://ina-tabi.hatenablog.com/