滞在中のアーティスト・千葉麻十佳さんからおしらせです。
12月のArt&Breakfast Day in天神山でも実施されたプロジェクト「太陽がなくなったら」の制作にご協力いただける方を募集中です。
[プロジェクトの参加者を募集します]
作品タイトル:太陽がなくなったら
この作品は、作家の質問に参加者が答えるというものです。参加者の声は録音されます。
作家からの質問を書く前に、地球と太陽の関係について説明します。
太陽から発せられた光が地球に届くまでには、およそ8分19秒かかります。
地球と太陽はとても離れているため、光の速さでも8分以上かかるのです。
つまり、今この瞬間に太陽がなくなったとしても、最後の光が地球に届くまで8分19秒かかるため、地球では8分19秒の間まだ明るい世界が続きます。
冒頭で書いた作家からの質問とは、「あなたはその8分19秒間に何をしますか?」です。
太陽が今消えてなくなり、消えたとほとんど同時にそのことを報道等で知ったと想像してください。
まだ外は明るいので太陽がなくなったことを信じられないかもしれませんが、空の向こうで太陽はなくなっています。太陽が最後に発した光が地球に届いてしまえば、その後はずっと夜のような世界が続きます。ですが、21世紀の今日は電気があるため、世界は完全な暗闇にはなりません。
作家からの質問は、「太陽がなくなった後のまだ明るい8分19秒の間にあなたは何をするか」です。太陽のない暗闇の世界でどう生きるかなどではないので間違えないようにお願いします。
この作品では、録音前にまず参加者に8分19秒の長さを体験してもらいます。その間はどうぞ自由に行動してください。飲食をしたり窓の外を眺めたり、何をしても大丈夫です。どこかへ行く場合は、8分19秒後に戻ってきてください。8分19秒経ったら、ぜひあなたは何をするかを聞かせてください。その声は録音され、字幕をつけた映像作品になります。
http://chiba-madoka.net/if%20the%20sun.html
日時:参加者のご希望に沿います
*ご参加いただける場合はご希望の日時を第3希望くらいまで書いていただけると助かります。募集期間は2021年2月21日(日)午後5時までとさせていただきます。
所要時間:30分程度
場所:さっぽろ天神山アートスタジオ
〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号(天神山緑地内)
参加者:どなたでも(お子様でも)ご参加いただけます
*録音された声は映像作品となり、展示されたり動画投稿サイトに投稿されたりします。ご理解の上ご参加ください。
*言語は日本語・英語・ドイツ語のいずれかだと助かります
連絡先:mail@chiba-madoka.net (千葉麻十佳)
少しでも面白そうだなぁと思ったら、思い切って千葉さんに連絡してみてください。
みなさんのご協力をお待ちしています!
深澤