2020年度のおとどけアート事業は、新型コロナウイルス感染症へのできうる限りの配慮と対策をしながら、下記の3校で実施いたします。(実施順)
【2020年度おとどけアート事業①】
《開催校》札幌市立新琴似北小学校
《開催時期》2020年8月19日(火)〜12月25日(金)
《参加アーティスト》
風間 天心 / Tengshing Kazama(美術家、僧侶)
美術家、僧侶。1979年、北海道東川町生まれ。2008年、武蔵野美術大学油絵コース大学院を修了。2010年、大本山永平寺での修行を終え、武蔵野美術大学パリ賞によりパリ市「Cité Internationale des Arts」に滞在。宗教と芸術の相互作用を求め、国内外で多様な活動を続けている。主な受賞歴として、「第9回岡本太郎現代芸術賞」入選。「第5回 札幌500m美術館賞」グランプリ。「Tokyo Midtown Award 2015」優秀賞。「第22回岡本太郎現代芸術賞」岡本敏子賞。
【2020年度おとどけアート事業②】
《開催校》札幌市立新川小学校
《開催時期》2020年11月中旬〜12月中旬予定
《参加アーティスト》
下道 基行 / Motoyuki Shitamichi(写真家)
1978年岡山県生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。2003年東京綜合写真専門学校研究科中退。大学卒業後4年間、時間をみつけては日本全国を旅し、2005年日本全国に残る軍事遺構の現状を調査撮影した『戦争のかたち』をリトルモアより出版。その後、自らの祖父の遺した絵画を追って旅したシリーズ『日曜画家/Sunday Painter』を展示と手製本の写真集で発表。その他、2004年より日本全国で放置されている軍事遺構を一時期だけスクウォット/再利用/イベントを起こしながらそれを記録していくプロジェクト「Re-Fort PROJECT」。2006年より日本の国境線の外側を旅し、日本植民地時代の遺構の現状を調査する『(torii)』、最近では用水路に架けられた木の板やブロックで出来た”橋のようなもの”を撮り集める『bridge』など。幼い頃、近所の崖に貝塚を堀りに出かけたり古墳に関心を持ち、考古学者になることを憧れていた。現在では、写真や文章を表現手段に、モノ/コトの残り方/消え方、それらを内包する風景の在り方など、目の前に広がる風景に興味を持ち、旅やフィールドワークをベースに、表現を続けている。
【2020年度おとどけアート事業③】
《開催校》札幌市立西岡南小学校
《開催時期》2020年11月下旬〜12月予定
《参加アーティスト》
小林 大賀 / Taiga kobayashi(作家)
1986年生まれ。札幌在住。札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科卒業。2008年、卒業制作の舞台「聖ペテロ神輿さまご奉納のための祭典」を皮切りに、札幌と東京で数々のグループパフォーマンスを展開する。2012年にはBADO!の奨学金を得てアメリカ、スペインを旅しながらグラフィック作品の制作も行う。2009年に個展(札幌、レトロスペース坂)、2014年の親子展「Mi Familia」(札幌、OYOYO)など展示のほか、近年は「風の回廊」(オーストリア Film of Nations公式出品)、「骨」(中原中也生誕祭)、「yukue」「今日の天使」「雷鳴」ほか(EU Japan Fest 配信プログラム Keep Going TOGETHER)など、数多くの映像作品を発表している。
https://www.taigakobayashi.com/