8月1日からは国内居住のアーティストの滞在スタジオ利用の受入を開始しました。
早速滞在してくれた方々の中から、今回はこちらの3人を紹介します。
左から植松友紀さん、長友健佑さん、梅原龍之介さんです。
彼らは現役の大学生さん。講義の中でアーティスト・イン・レジデンスのことを知り、講師の方からさっぽろ天神山アートスタジオをおすすめされたのだとか。なんと嬉しいお話!
短い滞在でしたが、急遽滞在期間のラスト2日間でオープンスタジオでの公開制作と完成作品の展示を実施しました。
8月13日、1日の間で公開制作の様子。
ベニヤにアクリル板。手を切らないように気を付けるんだよ。
お話によると、普段はそれぞれ個人で制作をしているらしく、天神山ではせっかくなので3人共同でなにかやってみようということなのだそうです。
この日の制作は夜遅くまで続いたのだとか。
なんとか完成!
翌日1日限定で展示することが出来ました。
(写真:植松友紀)
タイトル:「キョウソウ」
制作:植松友紀、梅原龍之介、長友健佑
期間:8月14日 9:00-21:00
場所:さっぽろ天神山アートスタジオ 交流スタジオB
(写真:植松友紀)
アーティストからのコメントです。
今回の滞在の中で聴いた音をテーマに制作しました。完成された絵を解体し、上からアクリル版や写真を貼り付けることによってカオスな雰囲気を出せるように制作を進めました。
展示方法について
鏡を使うことによって奥行きや立体感を出すことで音の特徴を表現し、合わせ鏡を使用することで、鑑賞者が作品と交わる空間を作ることで、音と私たちの関係を視覚的に表しました。
学生のうちの大事な時間を使って天神山に滞在してくれたことを嬉しく思います。彼らにとっても充実した時間をすごせていたら感無量ですね。
こんな感じで初めての方でもお試しで気兼ねなくお使いいただけたらと思います。お近くにお住まいの方でもアトリエや制作場所としての利用もおすすめです。自宅だと制作に集中できなくて…な方のカンヅメ部屋にもどうでしょうか。
ぜひ皆さん自身で天神山のベストな利用方を探っていただけたらと思います。
◆アーティスト参考サイト
深澤