いよいよ「札幌市立東川下小学校× 上ノ大作」最終回です。
クリスマス、退学式・登校最終日の朝。
校長先生とサンタさん(ご近所の駄菓子屋やこども食堂などをやっている方)に迎えられ、登校してくる生徒さんに挨拶からスタート。
この日の上ノさんは、パンチのあるシャツにサングラス!
クリスマス当日だったのでサンタの格好かと思いきや、まさかのいぶし銀なスタイルでした。

その後、終業式を端から見守りました。体育館に集まる子どもたちのざわめきや、いつもよりきちんとした空気が、節目の日らしい時間をつくっていました。

そして・・・終業式が滞りなく終わったあと、全校生徒の前で退学式!

校長先生に呼ばれ、壇上にあがります。いつもと違ってやや緊張している上ノさん。

上ノさんが一言、これまでの時間を振り返るように話し、校長先生から退学認定証書が手渡されます。


上ノさんの言葉、校長先生からの退学証書授与につづいて、子どもたちからも上ノさんへメッセージを送る時間がありました。校長先生が「上ノさんにメッセージがある人〜」と呼びかけると、すっと自然に手を挙げる子どもたち。

「モルックを一緒にやってくれてありがとうございました」「いろいろな体験をさせてもらいありがとうございました」など、短い言葉でしたが、それぞれの気持ちが伝わってきました。


壇上から降りたあと、生徒たちの間を通りながら、握手を求められる上ノさん。
そして生徒たちが体育館からそれぞれの教室へ戻るときも、廊下でみんなとハイタッチ!
流れの中で自然に手が伸びて、笑顔で手を合わせながら、子どもたちは教室へ戻っていきます。



日常へと戻っていく背中を見送り、和やかさの中にほんの少しの寂しさも感じます。
校長室へ戻り、上ノさんと校長先生で記念写真。
この名コンビ(?)も、ひとまず見納めでしょうか。


その後は、乾かしていた窯の棚板にやすりをかけたり、展示のキャプションを貼ったりと、やり残していた最後の作業を行いました。

キャプションには「おとどけアート」についての簡単な説明と、詳細が見られるリンクも添えています。

これが東川下小のみなさんに、この時間を振り返る手がかりになればと思います。

帰り際に立ち寄った元うさぎ小屋の作品も健在。
上ノさんは当初、一月中にばらしに来るかもと考えていたようですが、この様子であれば冬を越せるかもしれません。
そして最後、例のお地蔵さん(活動ブログ02参照)の横にお供を置いて・・・

札幌市立東川下小学校での「おとどけアート」を終えました。
9月から5か月間にわたって活動してきた上ノさんのおとどけアート。
モルックに始まり、粘土づくり。粘土となる土を砕き、捏ね、作品を作り、野焼きをし。そして、元うさぎ小屋にインスタレーション作品も誕生。振り返ると様々な活動をおとどけしてきました。
サポーターとして来た創造活動支援メンバーも、歌や絵など、さまざまな形で関わらせていただき、その都度のひらめきを大切にしながら進めてきたことで、なかなか濃い活動になったのではないかと感じています。
退学式で上ノさんが話していた「興味を持ったことを、なんでもやってみる」という言葉も、これまでの活動の延長線上にあるものだったように感じます。
こうした時間が、東川下小学校のみなさんの記憶のどこかに残っていればうれしいです。
何か未知のものに出会ったとき、手を伸ばしてみることで、思いがけない広がりが生まれる・・・そんな感覚が、どこかに残っていたらと思います。