第3回目となるこの日、上ノさんが自宅周辺の木を切って作ったモルックセットが登場!なんと3セットもあります。


休み時間は早速このお手製モルックセットを使って、Valon puutarha(ヴァロン・プータルハ)でモルック!
(ちなみにこの「Valon puutaruha」という名前、現在札幌に滞在しているフィンランド人のアーティスト、よえるさんhttps://hilskaheikkinen.com/に確認してもらって間違っていないことを確認。自信を持ってこの名前を呼んでいきたいと思います!)


初沢さんもチャレンジ!
このあと、初沢さんは自作の「東川下小学校モルックソング」をギターの弾き語りで披露!子どもたちがモルックをする間、応援歌のように弾いてくれました。爽やかで耳に残る、とっても素敵な曲です。前回の訪問のあとすぐに作ってくれたそうですが、そのクオリティの高さにびっくり。
さて休み時間が終わり子どもたちが授業をしている間、止め石をつくろう!と上ノさんからの提案が。
止め石(とめいし)は、日本庭園や神社仏閣などで使われる、立ち入り禁止の表示や通路の区切りを示す石のことです。京都などではよく見かけることができるのだそう。
近年ではインテリアとしても使われているそうで、なるほど調べてみるとなんとも可愛らしい形です!検索して出てくる写真はどれも石に麻紐などが編みつけてあり、てっぺんで丁髷のように結ってあります。
これを、学校の立ち入り禁止場所に置いて使おうという作戦です。

まずは石探しからスタート。体育館横に石スポットが!さすが上ノさん、この場所を前回から目をつけていたようです。
この日のメンバー、それぞれ思い思いの石を選んでいきます。こういう時に、その人がどんなものを選ぶか、性格が出て面白いですね。上ノさんはゴツめな石を選んでいました。これを書いている私、舟迫はまるーいすべすべした石を選びました。対照的!

石を持ち帰ったら次は上ノさんのレクチャーのもと、麻紐を結びつけていきます。ボーイスカウトもしていたことがあるという上ノさん、こういった紐の結び方にまで詳しいなんて凄い・・・!

石とのバランスを見ながら、どのくらい紐を高く結っていくか考えます。

これからどこにこの子達が出現するのでしょう?お楽しみに。
この日の最後は「謎の石像」の元へ。先生たちから’いつの間にか置いてあった謎の存在’として、噂を聞いていたのです。これは直接確認してみるしかありません。

先生の案内のもと、プール横、タンクの下に鎮座する石像とご対面。

この日は頭の上に梅の実が供えてありました。子どもたちがお花を摘んでお供えしたり、手を合わせたりしているということもあるそうです。子どもたちが手を合わせたくなるのもわかる、なんとも愛嬌のある表情。
「誰かが彫ろうと頑張って、途中で諦めちゃったみたいだなあ」と上ノさん。誰がこの子をここへ置いていったのかは謎ですが、怖いものではなさそうということが判明し、ひとまず安心。
この子の祠を作るか?粘土でこの子の仲間を作るのはどうか?などなど、ここからもアイディアが広がります。
次回の訪問は少し空いて9月末予定。
11月ごろには野焼きも計画中・・・盛りだくさんです!