ブログは今回で最後、10月24日(木)活動16日目
中休みの最終公演後の様子をどうぞー。
興奮と歓声のるつぼと化した玄関ホール。ラストのアイカさんのピアノで締めくくります。
あとは昼休みに「体験とむすびの回」として、ホールを開放しみんなで遊んでもらう事にします。
全力を出し切った我々おとどけアート軍団は、それまでグッすりと寝て待つだけ・・・ではありません。
先日も子ども達のクラスにお邪魔したんですが、子ども達は学習発表会に向けて準備をしている所なので、、、
授業にお邪魔して、またも西脇さんから演技のアドバイスをすることに。
こちらは高学年のクラス。最初は中々動かなかった子ども達も西脇さんの「技」によって、いつのまにか遊んでいるかのごとく楽しそうに参加しておりました。
面白いのは子ども達だけではなくて、西脇さんの指導を見ている先生方の反応です。
「あー、そうやってやるといいんだ・・・」とか「こんな風に子ども達が変るんだ!!」という表情を見せてくれます。そりゃそうですよね、演劇の専門家ではない先生達が、同時進行で30名の子ども達の指導をするなんてかなりの労力。そりゃ、西脇さんのように分かりやすく響く指導に見とれてしまいますよね。
そして、中学年の授業にもお邪魔します。
休み時間に公演を行って、その後授業で指導してと、中々ハードに動く西脇さん&アイカさん。でも、やはりそこには演劇に対しての情熱や、子ども達への愛情を感じます。
先ほどまで、ゴリゴリの演技をしていたアイカさんからもアドバイスをしてもらいます。
子ども達も一度、演技を見ているので、アイカさんの言葉がしっかりと響いている様でした。そして先生からも、「子ども達にとっての『お手本(リンゴがひとつありました』があるので、演技をする時のイメージがしやすいです。」というご意見。確かに、演劇に限らすスポーツにおいても一度「ひな形」となるいいものを見ていると、それがすぐに出来るかどうかは別としても、ひとつの方向性を示してくれるのだと思います。真っ暗闇の中進むのとは全然違いますよね。
そうこうしているうちに、昼休みがやってきます。
やって来た子ども達はそれぞれやりたかったことがあるみたいで、こちらは雪を降らせたい&その雪を拾いたい子ども達の群れ。おかげさまで用意した雪を全部降らせることが出来ました。
こちらは音響で使っていた楽器、を鳴らしまくって見たり、奥の方では戻し屋さんのクルクル戻す機械を触って見たり、一緒に演技して見たり、非常にカオスで素敵な時間が流れました。とりあえず、これで全活動が終了です。ふぅ。
そして、チャイムが鳴り終わってからせっせと撤収作業を行います。持ってきた照明とか色々な器具をまとめます。アイカさんも俳優さんですが、日頃裏方作業も行っているので片付けが早い!
そして、子ども達が帰った頃。最後のあいさつで職員室にお邪魔します。
西脇さん、アイカさんからご挨拶。本当にいい活動になりました。
助演男優賞の校長先生からも熱く素敵なコメントを頂きました。
そして、この後先生達からのスタンディングオベーション。これまでのおとどけアートで、こんなの初めてですね。子ども達だけでなく先生達もこの活動を楽しんでくれていたみたいです。
9月から始まったおとどけアートin屯田小学校、西脇さんアイカさんの頑張りがこんな素敵な活動となりました。お疲れ様でした!!
これで、ブログは終了です。
コーディネーター小林
★おまけ★
帰る前に、ワンショット。
実は、一緒に映っている先生はアイカさんの小学校の頃の担任の先生なんですね。卒業後、10数年がたちこの屯田小学校でまさかの再開、だったんですね。なんとも素敵な奇跡が起きていたんです。