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【おとどけアート】札幌市立光陽小学校×佐竹真紀 活動ブログ24

2月29日(木)です。展示まであと2日!!という事で、作品をガンガンと仕上げていきますよ!

まずは光陽小学校の運動会での伝統行事「鯉の滝登り」。

古い写真の中からこの活動を知り、壁面作品として昇華する事に。

 

壁に、あの頃の子ども達の写真を貼りつけていきます。

テグスで設置をしている鯉のぼりは子ども達が描いたものなんですが、その経緯が面白くて、現在新校舎を建てている業者さんから白地の鯉をプレゼントされたようで、それを各クラスごとに絵を描いた所、夏休みの時期にクレーン車でその鯉を釣って展示してくれたとの事。なので地域の方々もこの鯉の事は知っているんですね。

 

それが時を越えて、まさかのコラボレーションです。胸アツ、その1です。

 

そして多目的室に。

先日に引き続き、大量の写真を貼り続けます。570枚です。

 

やらないと終わりませんが、やり続けるといつかは終わります。

 

写真を貼り続けている一方で、映像作品の展示準備も着々と行われています。

旦那さんの大島さんが助っ人として参加。面倒な機器の設定をゴリゴリとやってくれるので助かります。

 

多目的室の暗幕がいい感じです。映像も音響もチェックします。

 

これだけでは終わりません。もう一つ仕掛けがございます。久野さんにお願いして、子ども達の姿を壁になぞってもらいます。

こんな感じで各自がモリモリと制作に集中しています。

 

そして、廊下からもガヤガヤと賑わいの声が聞こえてきます。

子ども達も各自のスペースに思い思いの絵を描いていました。

 

毎日通った校舎。彼らにも色々な想いがあるんでしょうね。

今と昔の子ども達の思い出がたくさん残っているのが、学校という場所なんですね。

 

そんなことを思いながら、完成していく多目的室の様子を眺めておりました。

さあ、残る所あと1日。

続きます!

コーディネーター小林

2023年度おとどけアートの活動は「赤い羽根共同募金」さんの助成を受け実施しております。