12月14日(木)、発寒小学校での東方悠平さん2回目の滞在3日目の活動レポートです。
この日が、2回目の滞在最終日。次は冬休み明けの一週間ということで折り返しともなる1日です。
この日は登校して間もなく2年生の教室へお邪魔しました。
「たのしくうつして」好きな形を画用紙に描いて切り取って型を作っているようです。
基本的な交流時間は休み時間がメインであるので、休み時間とは違った表情を見せる子どもたちにハッとさせられる瞬間もあります。
拠点となるはっさるーむに戻りました。
入り口には、東方さんの過去のプロジェクトの記録冊子なども設置してみましたよ。
「Hassamu Banana Plantation(はっさむバナナプランテーション)」と看板も立ててみました。
頭文字をとってHBP。
ということで、中休みはHBPでバナ活です。
「まだまだバナナが足りていませ〜ん!」と校内放送をかける東方さん。
するとすぐさまゼイゼイと息をきらしてやってくる子どもたち。
先生方も自身のクラスの子たちを連れてかけつけてくれましたよ。
早速、わーわーと東方さんのバナナの作り方講座が始まります。大人気です。
バナナ作りの傍ら、壁に貼ったベトナムでの写真に気づいてくれた子たちもいました。
見ているのは揚げたバナナ(「chuối」チョウイ?というそうです。)の写真。
以前東方さんがビデオレターで食レポしたものですね。
写真には、東方さんが手書きでキャプションをつけています。興味を持ってくれるかな?
嵐のような中休みが終わるとバナナの木の制作へと移ります。
バナナの木に葉っぱもつきました。
ベトナムでは料理を提供する際のランチマットのように使われたり、葉っぱで食材を包んで蒸し料理に使ったりするそうです。
この日で一旦の撤収となるので、バナナの木は分解して移動できるようにもしています。
おいしい給食でエネルギーをチャージして、お昼休み。
今日、授業を見学しに行ったクラスの子も来てくれましたし、すっかりバナ活常連となる子も出てきました。
色んな学年の子がひたすらバナナを作っています。
バナナポストも早速動きを見せています。
このポストは次回の活動まで1階に設置する予定なので、どんなことが書かれるか楽しみですね。
そして気づいたらいつもテープ係となる東方さんの図。
予想以上に子どもたちが来てくれたために用意していた緑テープがなくなり、ついに黄色テープが解禁!
すぐ行列ができました。やはり子どもたちにとってバナナは黄色のイメージが強いようですね。
そうして、バナナの山ができたところで昼休みは終了となりました。
先生からは、コロナもあり異学年交流がなかったのでこういった学年入り乱れての活動ができてよかったという言葉もいただきました。
このあとは、これからの活動に向けての作戦会議をしつつ後片付けタイム。
次に東方さんが登校するのは、冬休み後の1月末を予定しています。
HBPでのバナ活は、今後どんな展開となっていくのでしょうか。
つづきます。
担当コーディネーター 杉本
2023年度おとどけアートの活動は「赤い羽根共同募金」さんの助成を受け実施しております。