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【おとどけアート】札幌市立琴似小学校×クスミエリカ 活動ブログ10

2月6日。

思い出をテーマにしたクスミエリカさんと子どもたちとの展覧会

「コトニ・ノスタルジア」の展示2日目です。

 

各クラスに展覧会のお知らせを出したことで、

中休みからいろいろな学年の子どもが見に来てくれました。

冬休みの自由研究が任意ということで、授業などのあるテーマを設けて作られるものたちは

目にするものの、こういった色々な表現形態で学校内外の思い出を窺い知れるというのはなかなか新鮮だったようです。

また、8月末からの活動の様子をモニターで上映しました。

休み時間の活動ということで、外遊びや図書館、学年遊びや縄跳び練習、

係や委員会の活動と重なってしまってなかなか来られないという子どももいるので

(改めて書き出すと子どもたちも休み時間もなんだかんだ忙しいですね。。。)

そういった子たちにも、少しでもこれまでの過程が伝わってくれたらと思います。

 

 

そして、休み時間が終わってから間もなく。

3年生が授業の時間を使って見に来てくれました。

作品を見てまわるだけでなく、子どもたちがクスミさんとじっくりお話できる時間にもなりました。

そして来てくれた3年生を見送ってまもなく、なんと感想カードが届きました!

クスミさんと話したこと、展示されている作品のこと、

1枚1枚見ながらクスミさんもじんわりきていた様子でしたよ。

 

また、面白いと思ったのは、展覧会に作品は出品してないものの様々な創作活動をしている子どもたちの存在。

以前に絵をプレゼントしてくれたりしてくれた子もそうなのですが、

月刊で漫画を描いて出している子が現れたり(かなりのクオリティでなんと複数人の合同!)、

当たり前といえば当たり前なのですが、私たちが活動を通して見えている範囲は

学校の風景、日常のごく一部でしかないことをズシンと思い知らされます。

そんなこんなでお昼休みにも様々な学年の子が図工室に来てくれて展示期間は終了。

 

また、伏古小学校で始まったおとどけアートの参加アーティスト、進藤冬華さんが

向こうでの昼休みを終えたあとに訪問してくれました。

小学校といってもその雰囲気は千差万別。それぞれの小学校をどう捉えた、

どう捉えていくかアーティスト同士の意見交換がされました。

(進藤冬華さんの活動はコチラからどうぞ!)

 

さて、改めて撤収作業にとりかかります。

預かった作品たちは、思い出を書いてもらったキャプションの裏側に

クスミさんからひとつひとつ丁寧にお礼とコメントを。サインもかっこいいですね。

 

 

尋ねた教室が誰もおらず行き先を探したり(移動教室でした)、

担任の先生に託したり(すみません!)しながら、全ての作品の返却完了。

あっという間の「コトニ・ノスタルジア」展でした。

 

後日、改めてお別れの挨拶をさせていただき、

8月末からはじまった琴似小学校での活動が終了となります。

クスミさん、お疲れさまでした!

 

担当コーディネーター 杉本