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【おとどけアート】札幌市立新川小学校×小助川裕康 活動ブログ8

1月27日(木)、活動7日目。

 

この日は小助川さんが過去に作った作品を

持ってきてくれました。

もう少し近づいてみましょう。

これは木を彫って作った"種"だと小助川さんは言います。

水で浸した厚いメッシュのようなものの上に置いてあるのですが、

このあと長い長い時間をかけて木の種が腐り、

そこから新たな命が芽吹くという作品です。

今回小助川さんが作る新しい花壇用に用意していた花の種たちの横に

設置したことあって、子どもたちからは「これが種なの!!??」

と驚いている様子でした。

用意していた種たちの中ではミニひまわりが一番大きかったのですが、

それでもひまわりサイズになることを考えると、

種の状態でこのサイズですから、子どもたちの頭の中では

どれくらいの大きさの花が思い浮かんだのか、気になるところですね。

 

一方、昨日作った実験用の雪と土のタワーですが、

屋内ということでかなり融けてきていました。

雪の部分だけが融け、横から見るとかなり凹凸が出てきました。

暖房側に気持ち傾いてきているような、、、

もしかすると近いうちに倒れたりするかもしれませんね。

 

 

そして屋外では、拠点で実験してきたように、

型枠に雪、泥雪、土、籾殻、堆肥、を積みはじめました。

この場所は、中庭に面したすべての窓から見えるので、

ここからの作業は子どもたちには屋内から見守ってもらいます。

型枠の高さは180cmということで、雪を入れる作業も一苦労。

なるべく雪の質や色味も見ながらの型枠目掛けてせっせと入れます。

 

時折、型枠の中に入って、土などを入れていきます。

実は中は大人が余裕で入れるほど広いのです。

 

今置いているのは子どもたちに作ってもらった

様々な花の種やチューリップの球根などが入った土ダンゴたちですね。

用務員さんから脚立などをお借りしながら、

一気に型枠の一番上までいきました!達成感!

 

 

肩や腰をボキボキ鳴らしながら

拠点へ戻ってくると、、、

実験用のタワーが折れていました、、、

どうやら土ダンゴの層から折れてしまったようです。

人の手で握ったこともありますが、肥料などとの

反応で生まれた熱エネルギーが原因。。。

恐るべし、土ダンゴ。。。

 

折れてしまった部分は戻し、引き続き経過を観察していきます。

 

(担当コーディネーター:杉本)