さて、この日は朝から動きがありますよ。
ビローーン、と床に敷き詰めたのは、油絵の具用のキャンパスです。超長い!!
ここに、これまでたくさん集めた、学校の思い出や、
子ども達がガンガン考えてくれた創造の島、
そして、志乃さんが小学校をリサーチして見たもの、気になったものがひとつになります。
これは作品のイメージですね。
で、これを元に本番用のキャンパスにもりもり描いていきます。
チャイムが鳴り、やってきた子ども達。
早速、油絵体験が始まります。
「ここには綺麗なピンク色のカーテンを描いてね」と志乃さん。
みんな、楽しそうに色を塗っていきます。
油絵の具なんて、使う機会そうそうないですからね。
チャイムが鳴り、子ども達が戻るとまた下書きをせっせと行います。
この作品、横10メートルぐらいはあるようです。
せっせと下書きする志乃さん。早いですね。上手ですね。
単純に絵のうまい人の制作見てると楽しいんですよね。
本人は忙しいですが、見ている方はその所作に癒しを感じております。
そんな感じでやってると、あっという間に昼休みがやってきます。
しかも大量の子たちがやってきます。
誰かの話を聞いて駆け付けたのか、続々と子ども達がやってきます。
服に着かないように、腕まくりしてもらい、肌に着かないようゴム手袋をしてもらいます。
パレットに置いた絵具を混ぜ混ぜ、楽しいですよこれは。
ある意味、ぬり絵的な要素もありつつ、ドンドン志乃さんの下絵に色が塗られていきます。
見に来てくれた校長先生曰く、
「こんなでかいキャンパスに描くことなんてないから、そりゃ楽しいだろうね」とのこと。
ほんと楽しそう。いいことです。
あっという間に、時間は過ぎ子ども達が帰って行きます。
たった昼休みの15分間ですが、キャンパスに素敵な色が現れました。
さあ、これからどうなるのか、楽しみですね。
続きます。 コーディネーター小林