この日の朝、久野さんが作品の前で何かしています。
見てみると、たくさんの絵や資料がそこに。
一枚の絵を完成させるために、こうやって色々な資料やイメージを描いているんですね。
油絵の具で作品を作る前には、
↓こんな感じで水彩の色鉛筆(水を塗るとのびる)を使い、色の組み合わせなどを確認するようです。
これだけでもなんか、ドキドキしますね。
こうして、準備している間に子ども達がやってきます。
早速、絵を見てる子ども達。
水彩色鉛筆について説明する久野さん。実際に水で濡らした筆で、色をのばしてみます。
すぐに水彩色鉛筆ブームが巻き起こります。
この臨場感というかコール&レスポンスが小学校の活動の醍醐味かもしれません。
「面白い」にすぐ反応して体が動く、ってのはとても大事なことです。
その先に、自分の好きな「もの」、もしかすると自分の人生を作り上げる「もの」があるかもしれないですからね。
おっ、何してるんだろ?と外から見つめる子もいます。
こうやって子ども達の動きを見ていると、「何ができるか」「何をするか」よりも、
「楽しそうな雰囲気」というのが大事な気がします。
理由は分からないけど、「楽しそう」に身を置くと「楽しくなる」という状況です。
今日はやってきてくれた子ども達にこの部屋の名前を考えてもらいました。
安直な名前が多いですが、でも元気を感じますね。
こんな感じで続いて行きます。
コーディネーター小林