2022年度冬の国際公募のリポートです。
前回、石炭を20kg4袋、計80kgを手に入れました。
【リポート】国際公募_Alexandre＆松延、石炭を集める１
この時はまだ石炭を”使うかもしれない”という素材の模索している段階でしたが、石炭を使うことが決まり、この量ではまだまだ足りない...。
ということで、今回は夕張の清水沢プロジェクトの佐藤真奈美さんを訪ねます。
佐藤さんに石炭の入手先を相談したところ、「石炭に関心を持って作品に石炭を使うのであれば、どこでどうやって生み出されたものなのか是非知ってください」ということで、詳しくお話を伺う機会をいただきました。（写真右_佐藤真奈美さん）
炭鉱住宅街にある清水沢プロジェクトの事務所にて、炭鉱の歴史や、夕張の町についてお話しを聞き、町中を回りました。
石炭博物館は冬季休館で入ることはできませんでしたが、入り口まで行きました。
そして、石炭集めです。
”ズリ山”という石炭採掘時に選炭され生じた捨て石を積み上げてできた山があるのですが、そのズリ山から小さめの石炭を集めた場所があるということで、そこ連れて行ってもらいました。
許可を頂き、ここで石炭収集。佐藤さんにも手伝ってもらい石炭拾い。黙々と拾います。
また清水沢には地区浴場という炭鉱員たちが仕事終わりに真っ黒になった身体を洗い、くつろぐ場所があります。こちらで温まって本日の予定は終了です。（炭鉱遺産・宮前浴場）
どんな石炭を手に入れたのか、次回スタジオの様子を紹介します！