おとどけアート2025 本通小学校×小林麻美さん ブログ
明るい「学校の七不思議」たより⑫
12回目のおとどけアートは…子どもたちの作った、何か小さなものたちのお披露目。焼き上がった「おねんどBAR」「ちぢみ絵屋」の展示、そしてついにあのガチャが…!
11月も後半。おとどけアートも、残すところあと2回。
最後の「すきなことば」の回収。

本日は、AISコーディネーター三本の矢の一人である漆崇博氏と、アートの勉強されている学生さんが見学に。お二人が手に持っているのは、例の小さなものたち。
あっちは、前回準備していたガチャの指示書の仕掛けを作るために、一足早くに小学校入りしていて、幾つかの場所へ仕掛けが終わったところ。

あっちの足元には届いた上ノ大作さんが焼いてくれた小さなものたち。コピー用紙の箱の中で、新聞紙の仕切りの間にきちんと整列している。さっそく飾っていく準備。
あっちが焼いた「ちぢみ絵」も、十センチほどの大きさの薄いシートから、手のひらに乗る小さなかけらに。


転校生?リョウチャンこと小林亮太郎氏、ちぢみ絵を見やすいように並べます。
「おねんどBAR」で作っていた小さなものも、上ノ大作さんの東川下小の廃屋となったうさぎ小屋で野焼きしてもらって、出来上がったばかり。まだ灰を被っている小さなものたちを、明るい白木の板の上にコロンコロンと並べて行く。


小さな壺に、たまごのようにまるいもの、さんかく、しかく、不思議な形のふにゃっとしたもの。ハロウィンの日に作ったから、魔女の帽子や箒、ドクロにおばけかぼちゃだったりも混じってる。魔女の家来の、蛇や猫も…?お菓子もある。トリックアンドトリート!ハロウィンはとっくに終わっているけれど、お菓子をもらえなかったからいたずらしちゃおうかな?

校内で見かけた魔女の帽子。魔女のマジョコサンもどこかのクラスで授業を受けている?
相談室に戻って、ひかりさんとガチャの仕掛け場所とあっちの作った指示書が合っているか、最終確認。様子を見て、増やしたり減らしたりするかも?

まだだった場所に急いで仕掛ける。中休みに間に合うように!

仕掛けるガチャは、こちら。指示書の中身もちょっとだけご紹介。



指示書の他にあっちが海岸で拾ったガラスの漂着物なんかも入っているカプセルがあるみたい。
中休みが始まると、ひかりさんは再び中庭のホールで歌を。


一方のあっちは、二階の旧校舎の「読書コーナー」でガチャを。

「本通小学校にかくされたものガチャ ~指示書を手に校内を探してみよう」

遊び方を書いた紙を貼ったら、早速近づいてきた子どもたち。簡単に説明をします。
中休みが終わったら、指示書にあるヒントの小さなものたちのいる場所を見つけられても、見つからなくても、指示書をガチャのカプセルに戻して一階の回収ボックスに入れること

見つかっても見つからなかったとしても、中休みが終わったらここへ戻す。戻ったカプセルは、また次回ガチャに戻す。
透明なところを回すと、コロン!おっと、ナイスキャッチ!

「えー、なにこれ…」「どういう意味?」
中の指示書を読んだ子たちの中にはそんな質問も。
聞いたら謎解きの意味がないので、自分で考えましょう!

すぐ目の前にもありそうだけど、指示書の場所のヒントじゃないと、見つけたことにはなりません。
とはいえ、レベル1から10まで作ったという指示書。1人で一個欲しくなるけど、複数人のグループを組んで「少年探偵団」でも良い!

校内で隠れている、ちょっと薄暗いところ、探せるのは、残念ながら15分の中休みだけだけど…

探し当てることができたら、小さな人たちや小さなものを見つけられる?

いつもと同じ景色かな。遠くから俯瞰(ふかん)して、近くに寄って目を凝らして。足早に通り過ぎると見逃してしまうものも少し足を止めてみて。
校内の隅々探したら、あんなところやこんなところに…


力まずに見つめると、ぼんやりしていた輪郭がはっきりしてくる。

案外こんな近くにも!?あっち参上のサイン!?
あっちが書いてくれたlaveの意味。英語で「水や液体が何かに触れる」という意味の動詞。あっちを見習って、辞書を…といきたいところだけど、魔法の鏡…AIに聞いてみたら、デンマーク語は「作る」という動詞、フランス語は「溶岩、火山岩」の意味の名詞ですって。同じつづりだけど、似ているようでそれぞれ違う。間違いからの新しい言葉も生まれそう?「あっち」も、イタリア語だと発音はACCHI(アッキ)になった。ヒンディー語で元気?と聞かれた時の返答「元気だよ」はAcchi(アッチ)というのですって!
もしも先に小さなものを見つけたら、ガチャの指示書を引いて、謎解きの答え合わせ。十数箇所あるはずだから、一回の中休みに一個引いて、全部のガチャの指示書を引けるには何日かかるかな…たくさん遊べる!
中休み終了後は、みんなからあつめた「すきなことば」でひかりさんが作ってくれた「空」の歌詞を、あっちが作ってきた。みんなで窓に貼っていく。


「未来」という新しい楽譜も準備。こちらは子どもたちにも歌ったりピアノで弾ける人がいたら弾いてもらえるように、動画の演奏付きの楽譜。

通りかかった教頭先生にも。先日の発表会でギターを弾いていらしたので、演奏をお願いしてみると、子どもたちの節目の時にバンドを組んで演奏をされているお話とか、遠藤先生も弾けるらしいなど、耳寄り情報をいただく。
いったんアトリエに戻って、ブレイクタイム。あっちと漆氏がミニトーク。

このおとどけアートであっちが仕掛けたアートについて、二つの視点から制作した話をしてくれた。ミクロとマクロ、あるいはミニマムとマキシマム、遠く…俯瞰したところから近くにより近づいて。大きいものと小さいものという二つの対比から見えてくるもの。

本日持って来た本。煮詰まった時は、違う方向や違う視点から見てみる。誰かと話したり、自分とは違うタイプの人の本を読んだり。当たるも八卦当たらぬも八卦。みんながみんな、同じ方向を向かなくても良い。危険が近づいてきた時に気づく誰かが必要。
本日の給食

給食のあとしばらくして、漆氏と学生さんは下校。
「ちぢみ絵」の下に汚れ防止に使った紙と、子どもたちがくれたすきなことばの紙を使って、ガーランドに。捨てられる予定の、雑がみを使って書いてもらったすきなことばの集まったことばのかみを、最後まで使い尽くす。みんなで吊るしていきます。

遠藤先生に、小さなもの居場所とガチャの指示書のことをお話する。
ガチャの仕掛けを終えて、あっち、もう一つの展示会場に一足先に下校します。明日から始まる喫茶画廊での展示の設営に。搬入、展示しっかりね!

あっちが最後まで悩んでいた、「一反木綿」のような巻紙。最終日だしどこにするか。青いお屋根は、最終回に使うか、それとも? 十メートル近い巻紙をどうにか天井に、見上げる感じにするには?やっぱりどこか座って寝転がって眺めることができる場所?
こんなときのチームコバヤシ。

天井には無理かもしれないけれど、垂らすのなら…巻紙を試しに吹き抜けから吊るしてみる。

三階から吊るして、少しずつ下ろしていくと、一階の床ギリギリまでに。

迫力ある!巻紙に頭を向けて床に青いお屋根の幕に寝そべって、巻紙を見ると、天の川?夕暮れの空?
ここをステージにするとこんな感じ。

ひかりさん、歌の中に織り込んだ子どもたちの「すきなことば」に、青い水玉ををつけます。

次回の最終回は、この「すきなことば」で作った歌「空」や今までひかりさんが本通小学校に来て作った歌の「青いお屋根」ライブと…ライブ中の、ガチャによる小さなライブ!

本日のチームコバヤシ
小林麻美、漆祟博、小林亮太郎、初沢ひかり、ISO
本日の感想

