<おとどけアートとは>
「おとどけアート」は札幌市の”子どもの文化芸術体験事業”の一環として実施され、市内小学校を対象に年間3~5校で実施しています。(平成20年度開始、令和6年度時点で延べ51校にて実施)
この活動はアーティスト(芸術家)が一定期間小学校に滞在し、創作活動等の交流を行い、子ども達が多様な価値観に触れ、豊かな感性を育むことを目的にしています。これまで、造形・映像・音楽・身体表現などの分野で活躍するアーティストが参加し、多彩でオリジナリティあふれる活動を展開してきました。交流時間は主に中休み・昼休み・給食時間・放課後等の時間を活用して行われ、アーティストの独自性や小学校の環境によって活動の内容や過程ひとつひとつが異なることが大きな特色にもなっています。
令和7年度(2025年度)は、おとどけアート事業を以下の3校、3名のアーティストで実施いたします。
<実施校>(五十音順)
<参加アーティスト>(五十音順)
◯参加アーティスト1

上ノ 大作 / Daisaku Ueno(陶芸家、造形家)
1970年北海道札幌市生まれ。 2003年に北広島市に工房と薪窯(穴窯)を自作、北海道内の粘土を使い薪で焼く「南蛮」と呼ばれる焼き物を作り、個展を中心に発表。2007年からは陶以外にも木や竹等の自然素材を用いた作品を作り始め、近年は竹ひごを使って展示空間に合わせてその場で制作する作品も手がける。野外彫刻展では、展示場所に直接粘土で形を作る大型の陶芸作品や、展示場所の周りにある素材を使ったインスタレーションの作品を発表、国内外のレジデンスでの作品制作、小学校や美術専門学校でのワークショップも行なっている。
実施校:札幌市立東川下小学校
◯参加アーティスト2

黒田 大スケ / Daisuke Kuroda(美術家)
京都府生まれ。2013年広島市立大学大学院博士後期課程総合造形芸術専攻(彫刻、橋本平八「石に就て」の研究)修了。現在、京都を拠点に活動。社会の中に佇む幽霊のような無視された存在に注目し、リサーチに基づき、立体や映像、インスタレーションなどの作品を制作している。近年は自身が長く学び制作の拠り所としてきた「彫刻」についてリサーチに基づき制作する「~ためのプラクティス」シリーズに取り組んでいる。
https://sites.google.com/view/daisuke-kuroda/home
実施校:札幌市立北都小学校
◯参加アーティスト3

小林 麻美 / Asami Kobayashi (画家、アートセラピスト)
眼の前の出来事と薄れた記憶が繋がる瞬間、肌がザワつく感覚と共に、描きたい衝動が起こります。私にとって絵は「無意識の領域に踏み込める予知夢的な特性を持つ、認知の揺れが反映しやすい媒体」であり、過去と今と未来を同時に内包できる所に魅せられ続けてきました。過ぎ去った体験のピースを再編する手法を通じ、来た道に見過ごしたカケラはないか、聞き逃した音や声はないか、拾い集め、また見渡せるよう制作しています。
実施校:札幌市立本通小学校
<実施期間>
2025年8月末〜2025年12月まで予定
※アーティストの学校滞在は期間内の10〜15日間程度
<主催>
おとどけアート実行委員会
<支援>
札幌市
<コーディネート>
一般社団法人AISプランニング
