2021年度のおとどけアート事業は、新型コロナウイルス感染症へのできうる限りの配慮と対策をしながら、市内4校で実施いたします。なお、開催時期については、変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
【おとどけアート事業①】
開催校:札幌市立手稲西小学校
開催時期:2021年8月〜12月
参加アーティスト:
千葉麻十佳/Madoka Chiba(美術作家)
1982年札幌市出身。2003年に東京芸術大学美術学部に入学し、2007年に同大学を卒業、同年同大学大学院彫刻専攻に入学し、2009年に修了する。同年ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金を得てベルリン芸術大学に交換留学生として入学、卒業はせず翌年に美術作家として活動を開始する。主な展覧会に2018年「ウェザーリポート」(栃木県立美術館)、2019年「光が射す」(ギャラリーオフグリッド)など。近年は多くのアーティストインレジデンスに参加し、滞在地にある石や砂を溶かして土地の過去と現在を結びつける作品を発表している。
【おとどけアート事業②】
開催校:札幌市立北都小学校
開催時期:2021年8月〜10月
参加アーティスト:
フジ森/Fujimori(アーティストユニット)
フジ森は、藤木淳と藤木寛子の夫妻によるインタラクティブ・アート・ユニット。構想はそれぞれで持ち寄り、藤木寛子が構成とビジュアル、藤木淳がロジカル設計を担当し、鑑賞者参加型のアート作品を展開している。藤木淳は独自のアルゴリズムに基づくインタラクティブ作品を制作。藤木寛子(清水)は実物のシルエットとモノクロのアニメーションを融合させたインスタレーション作品等を制作。2014年より合作を始め、2019年よりユニット名をフジ森とした。
【おとどけアート事業③】
開催校:札幌市立発寒東小学校
開催時期:2021年11月〜12月
参加アーティスト:
久野志乃/Shino Hisano(アーティスト)
1978年北海道様似町生まれ。2003年北海道教育大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修(西洋画)修了。「他者の個人的な記憶」に基づく世界像を再構築し、多重の視点から生成された新しい物語やありえたかもしれない風景を油彩画で制作する。札幌を中心に、東京、台湾などで個展、グループ展を開催。最近の主な展覧会、個展「森の配置、ひかりの距離で」(ギャラリー門馬 札幌 2020)、「night bird」(Gallery Camellia 東京 2019)
【おとどけアート事業④】
開催校:札幌市立新川小学校
開催時期:2022年1月〜2月
参加アーティスト:
小助川裕康/Hiroyasu Kosukegawa(造園家・アーティスト)
1978年、北海道札幌市に生まれる。 北海道芸術デザイン専門学校卒業後、シャープペンシルを用いた平面作品、 ペンキやスプレー缶を用いた壁画を制作する。 造園という人工自然世界と出会い、その土壌から美を発掘する。ランドスケープをキャンバスとし樹や植物の育ちや死を見つめながら其れを用い、 今在る現状を受け入れて次に繋げることが出来る人々との関係を元に時間をかけて育て風化を見守り味わう空間作品の制作に没頭している。