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【おとどけアート】札幌市立北都小学校×黒田大スケ 活動ブログ8

この日も滞りなく学校に着くことができました。

まずは開放図書室へ行き、準備や作戦会議をしているうちに、すぐ中休みの時間に。

黒田さんは「ほくとにちにち新聞」の最新号のコピーを、HIKARIさんはギターを持って出ます。この日の中休みも、新聞配布や即興ライブなど、校内を自由に巡りながら生徒たちと交流するスタイルでした。

 

すると、総合格闘技をやっているという生徒と遭遇。さっそく話をきいたりします。

 

 

その後、各教室に宣伝もかねて新聞を配り歩く黒田さん。

生徒さんたちも興味を持って集まってきてくれたりして、会話を交わします。

 

 

教室外での授業で誰もいないクラスには、そっと先生の机の上に置いていくという場面も。

 

 

生徒たちに手渡しできたクラスもありました。

「先生に伝えて、貼ってもらってね」と、渡します。

 

こちら、五年生のクラスではHIKARIさんが曲を披露しているところに遭遇。

HIKARIさん神出鬼没。色んな学年、色んなクラスに馴染んでいっています。

 

前日遭遇した、図工の授業のトリックアートが完成しているところも見られました。前日とこの日にかけて制作したトリックアートを、みんなで見て回る授業だったそうです。この日、お互いの作品を見終えたらすぐに剥がしていて、すこし寂しく感じたりもしました。この一瞬の作品を見ることができて良かったです。

 

中休みの後は、たんぽぽ学級から授業を見にきてくださいとのリクエストが!図工の授業をしているので是非、とのお誘いに早速顔を出しにいきました。

たんぽぽ学級の低学年クラスでは、絵の具を使用した作品の授業が行われていました。

色鮮やかな絵の具をラップの上に垂らして、描いていく技法。机の上に広がる絵の具が、混ざったりグラデーションをつくったりしていてとてもきれい。また、かわいらしい動物などを描く生徒さんもいたり、それぞれの個性が表れていました。

出来た作品はタブレットでそれぞれ写真を撮り、アプリで共有。良いなと思ったお互いの作品に「いいねマーク」や「すごいねマーク」など絵文字を付け合います。最近の授業のハイテクさと、タブレットを使いこなして絵文字を写真に残していく生徒さんの様子に驚きます。黒田さんも先生のタブレットから、生徒さんの作品に絵文字を付けていました。

 

一方、おとなりの高学年クラスでは紙粘土を使用した作品づくりが行われていました。

そういえば黒田さんは彫刻科出身。かなり興味深く生徒さんの作品を見ている様子。なかでも、飛行機のような形をした作品に「これ、スペースシャトルやんな?」と、作品のディテールを汲み取り的中させていました。

 

 

授業の最後には再び低学年クラスの方にお邪魔し、流れで黒田さんの作品についてきいてみる時間が生まれました。

生徒さんのタブレットで黒田さんを調べてもらい、それを大きなモニターに画面共有。黒田さんの解説付きで見ていきます。

この日サポーターで来ていた成田さんも、画面共有を手伝ったり「これ大きくしてみたら?」と声をかけたり。生徒さんとコミュニケーションを取りながら、和気あいあいとした空気に。あっという間に授業時間が終わりました。

 

この日は給食の時間もそのまま、たんぽぽ学級にお邪魔することに。

先ほどお邪魔し、作品を見たりお話をさせていただいているので黒田さんもスムーズに入って行けている印象でした。

 

たまたま今まで座った教室の机の中でも、一際小さい机に座ることになった黒田さん。膝が机にぶつかりそうなサイズ感は、まるでコントの世界?

 

この日の給食は、コーンクリームスープとフィッシュバーガー、アサリのサラダスパゲッティ、牛乳。

 

給食の時間、先生がたんぽぽ学級の生徒さんに事前に集めてくださっていた質問や黒田さんに伝えたいことをもとに、「しつもんコーナー」がスタート。

「どうしてアートをしようと思ったのですか?」という素直な質問に、丁寧に答えていく黒田さん。

その後、他に質問は〜?と生徒さんにきいてくださる先生、しかし恥ずかしがってか、なかなか出てきません。「先生からも良かったら何か質問はありますか?」と伺ってみたところ、みなさん食い気味に「あります!!!」と手が挙がります。

それぞれ、「アーティストの家ってやっぱりオシャレ?」「どうしてアーティストになろうとおもったの?」「アーティストってどうやってなるの?」と興味津々の様子で黒田さんに質問が飛びます。

黒田さんも言葉を選びつつ、それぞれの質問に答えていきます。一緒に聞いている私も興味深く聞かせていただくような深い内容にも触れたりしていて、充実した時間になっていました。

 

また、追加で生徒さんたちの作品を見させていただいたりも。色んな作品を作っているんですね。

聞くと、たんぽぽ学級のみなさんは比較的、図工の時間意欲的に取り組んでいるそうで、その様子が作品に表れているように感じました。

ボリューム満点な給食の時間でした。

 

 

給食後は開放図書室へ。近くにお住まいのアーティスト・冨田哲司さんも来てくださっており、そこで合流しました。展示で使用予定のモニターを持ってきてくださっていたのです。

コーディネーターの漆さんも合流し、和やかな談笑も交えつつ、再び作戦会議です。

 

モニターをどう設置するかについて相談中の様子。同じように映像作品を作っている冨田さん、心強いですね。

 

冨田さんのモニターはこんな感じ、なかなか大きめです。

 

 

校長先生も来て、黒田さんの投稿が終わった後の作品の展示の仕方や扱いから、新聞の発行を継続したい相談などもしていきます。

前日に話していた給食室横のスペースはやはり使えないという話に。改めて、展示する場所を探しにいきます。

 

開放図書室おとなりも、窓があり使えそうですが少し微妙?

以前日本人形を見に行った4階備品室が良さそうでは?という話に。改めてみんなで見に行ってみます。

4階の端に位置する備品室、周りも図工室など人通りもそこまで無い場所。落ち着いて見られる空間になりそうです。

この時点で備品室のドア窓に設置し、廊下側から見られる形にするというのが一番有力候補になりました。明日、実際にモニターを設置してみて確かめることに。

 

展示場所や設営の方向性も見えてきて、準備はいよいよ大詰めに。
登校日も、残すところあと一日となりました。
けれど、新聞や作品はこの日だけで終わるものではなく、学校の中にしばらく残り続けていきます。
子どもたちとのやりとりや、教室で生まれた時間もまた、それぞれの中に持ち帰られていくのかもしれません。
最終日は、実際の設営と仕上げへ。どんな空間になるのか、楽しみです。


☆この活動は赤い羽根共同募金の助成金を受けて活動しています☆