札幌市立伏古小学校での進藤冬華さんによるおとどけアート2日目。
進藤さんは、初日に垣間見た学校の状況、子ども達や先生方の様子から、色々と思いを巡らせて2日目を迎えたようです。
学校に着くと、早速空間づくりから変化を加え始めます。
進藤さんが拠点とする部屋は「なかよし」は、今回のおとどけアートで半分、割り当ての学年が使えるスペースが半分というルールが設けられていました。
初日に色々考えを巡らせた進藤さんは、あえて空間の真ん中に作業スペースを確保。
そして、模造紙を用意し、ホワイトボードへ貼り付け、テーブルも紙を用意。
交流の中で交わす会話から拾い上げた言葉、子ども達や先生方からの言葉を書き起こし残していくことにしたようです。
今日はこの白い紙がどのような言葉で埋まっていくのでしょうか。
休み時間になり、子ども達や先生方が恐る恐る覗きにやってきます。
「何やってるの〜」
「何か作るの?」
学校のことやクラスのこと、好きな行事や授業の話。
いろいろな話が飛び交います。
でもやはり進藤さんの存在や進藤さんがいろいろ質問をすることは、
「謎の転校生が、謎のことを聞いている」
という印象のようで、
「なぜここにいるのか?」
「一体何者なのか?」
という根本的な疑問を抱えたまま、子ども達や先生方は進藤さんとコミュニケーションを図っているのがなんとも不思議な空気感を醸し出しています。
中休みが終わって、進藤さんとスタッフで情報交換。
誰がどんな反応をしていたか。
どんなことを聞かれたか。
途中から校長先生も参加して、学校のことを話し合う時間がうまれました。
模造紙が少しずついろいろな人の言葉で埋まっていきます。
給食後の昼休み。
これからどのような展開をしていこうかと思案中の進藤さんは、改めて校内の様子を見て回ることにしました。
廊下に貼られているポスターや、掲示物、展示物、物品等をチェックしていきます。
何のために進藤さんが写真を撮ったり、聞き込みをしているのかは誰もわかっていません。
でも学校内を散策している進藤さんが気になって付いてくる子ども達は、半信半疑ながら、何か始まるんだろうな〜という予感を抱いているのでしょうか。
そんな感じで二日目の活動は終了。
進藤さんの伏古小学校での取り組みはまだまだ謎に包まれています。
このまま謎の存在として存在し続けるのか、、、、。
活動はまだまだ序盤!
これからの展開にぜひご注目ください!
コーディネーター:漆