天神山滞在ブログTenjin_blog

滞在者紹介 =Warren Harper&James Ravinet=

イギリスからWarrenとJamesの二人が3月18日まで滞在中です。今回は天神山と連携しているnpo S-AIRのエクスチェンジプログラムでの来札です。

3月10日(金)〜3月16日(木)10:00~19:00は展覧会を開催。ふたりが英国で取り組んでいる、原子力発電所周辺地域でのプロジェクトについて、幌延地層研究センターや泊原子力発電所周辺地域、北海道における代替エネルギーの取り組み、また地元の住民、農家、市民科学者、活動家への取材など、日本での滞在制作、調査について発表します。

Warren&James from UK stays Tenjin until 3/18. This time is for exchange program organized by npo S-AIR that cooperates with Tenjin.

From 3/10 to 3/16 10:00~19:00 they will hold exhibition. The project is about periphery of nuclear power plant in UK and researches in Japan, Horonobe Underground Research Center, periphery of Tomari power plant, alternative energy, researches to local people, farmers, civic scientists, activists.

ウォレン・ハーパー | Warren Harper

主にアーティストとの協同による長期プロジェクトを展開し形にする、キュレーター/リサーチャー。キュレーターとしての最新のプロジェクトは、ジェームス・ラヴィネットとのMigrating Origins (2014) 、ジョナサン・ウェストンとのDigital Voices (2015) 、ショーン・C・バドハムとのMORNING (2016)、ステファニー・サットンとのエセックス・アーキテクチャー・ウィークエンドでのトークプログラムがある。YoHa、Critical Art Ensemble、アーツ・カタリストのコミッションによる、「Wrecked on the Intertidal Zone」のためのリサーチや、フォーカル・ポイント・ギャラリーの主導によるRadical Essex プログラムのためのモダニスト建築に関するリサーチも担当。現在は、アーティストのジェームス・ラヴィネットと共に、核をめぐる文化に関する長期プロジェクトに取り組んでいる。以前は、エセックス州サウスエンド市のTAP(Temporary Arts Project) でアシスタント・ディレクターを勤めた。

www.warrenharper.info

ジェームス・ラヴィネット | James Ravinet

アーティスト、キュレーターとして活動し、領域横断的な共同活動の方法、著作者は誰なのかという認識を揺るがすことに関心がある。2016年ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのMoving Image Programmeを修了し、アーティストとしては、The Old Waterworks (2016)、Royal College of Art (2016)、Jerwood Space (2016)、Firstsite (2015)、Dyson Gallery (2015)、Light Eye Mind (2013)等、ロンドンやコルチェスターのギャラリーで展覧会を開催している。これまで手がけたキュレーションは、ウォレン・ハーパーとのMigrating Origins (2014)がある。現在サウスエンド・オン・シーのフォーカル・ポイント・ギャラリーで、オフサイトプロジェクトのアシスタント・キュレーターを務める。個人としての現在の活動は、エセックスにおける核をめぐる文化に関する長期プロジェクトにウォレン・ハーパーと取り組んでいる。
www.jamesravinet.com