天神山滞在ブログTenjin_blog

さっぽろ冬のバカンス2016/招聘アーティスト

<招聘アーティスト プロフィール>

1/31~2/21にかけ行われるArtist in Residence Program 2016 WINTER/さっぽろ冬のバカンス2016」において「冬・雪・都市」をテーマに3名のアーティストが活動していきます。

Boat Xiaochuan ZHANG 张小船 ボート・シャオチュアン・チャン

boatzhangxiaochuan@dinghaiqiao_forweb

1983年上海(中国)生まれ。ロンドン(UK)のゴールドスミスカレッジ、ニューヨーク(US)で学び現在は上海拠点。「匿名性」「アマチュア性」「お手軽にやってしまう」といった振る舞いを保ち、現代社会に対し、どうすればアートが新たな可能性を示唆できるのかと問い活動する。パフォーマンス、詩、言語や文章など発表の手法と携帯は多岐にわたる。滞在中には、アジアの観光客が押し寄せる札幌で「雪のおみやげ屋台」をつくり販売するプロジェクトを行なう予定。

http://www.boatzhang.com

主な活動歴:「Breakfast at Tiffany’s」The Bazer Compatible Program/上海、「Find Wukong/ Understanding of Emptiness」Shanghai Urban Space Festival/上海、「A River Before 1958-Other History Same-Same Shanghai & Mumbai」上海、レジデンスなど。
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“I Feel Your Pain”(2013-2015)

 

 

Ishu HAN 潘 逸舟 イシュ・ハン

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1987年上海(中国)生まれ。1997年に青森(日本)に移住、東京藝術大学先端芸術表現科大学院修了、東京を拠点に活動する。写真、映像をパフォーマンス性の高い多彩なアプトプットで作品を発表している。現在と対峙する等身大のひとの姿を伝え、近年特に活躍がめざましく注目されるアーティスト。札幌では、自身が2008年に発表した青森の雪を捉えた作品「アヒルの毛を雪の大地に蒔く」に連なりふたたび雪と向き合う新しい作品の制作を試みる。「見えない雪」をキーワードにリサーチやフィールドワークを行なう予定。

http://hanishu.com/

主な活動歴:「存在を支配するもの」高架下スタジオ Site-A ギャラリー(黄金町エリアマネジメントセンター)/横浜、「隣り合う記憶」international studio & curatorial program / US,「In the Wake」ボストン美術館 / US、ACC(アジアンカルチュラルカウンシル)受賞など。
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“アヒルの毛を雪の大地に蒔く“(2008)©Ishu Han

 

 

Ina KWON イナ・クウォン

Ina Kwon 21980年ハンブルグ(ドイツ)生まれ、現在はベルリン在住。グラフィックデザインとヴィジュアルアーツが活動分野であり、大学卒業後にはビルバオ(スペイン)、ヤンファンアイクアカデミー(オランダ)に所属し調査研究活動を行なった。リサーチを重ね、グラフィカルなマップや映像に転化してみせ、都市の史実やその痕跡を浮かび上がらせる手法をとる。1972年に開催された冬季オリンピック札幌大会を題材にしたリサーチを行い、オリンピックという国家事業の顛末を札幌の都市化とリンクさせるプロジェクトを予定している。

http://www.inakwon.de/works

主な活動歴:「Das mobile Landschaftsatelier」Kunsthaus Dresden/ドレスデン、「NANJI TANKS」SeMA Nanji Gallery/ソウル、「trans2012_13」秋吉台国際芸術村 AIAV/山口など。
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“Stairway to Heaven”(2014)