天神山滞在ブログTenjin_blog

【てんじん日記-Tenjin Diary】大風呂敷工場跡地

8月10日の「フェスティバルFUKUSHIMA!北3条広場で盆踊り」を終え、大風呂敷工場の役割を果たした天神山の展示スペース、今日はひっそりしております。

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昨日一昨日は雨に濡れて絶望的に重くなった大風呂敷の後片付けやお掃除のため、スタッフのみなさん、ボランティアの方々も駆けつけて作業をされたとのこと。スンゴイ壮絶な作業だったとのこと…最後の最後まで本当にお疲れ様です、そして素敵な盆踊りをどうもありがとうございます。

今週末は福島で盆踊りです。  詳しくは…フェスティバルFUKUSHIMA2014 納涼!盆踊り

きっと盛り上がるんだろうなあ。よい盆踊りになりますように。

 

涼しくなったさっぽろ天神山アートスタジオの展示スペースでは、今週末16日(土)からコチラの展示がスタートします。

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「ホーランドジャポニズム」

会期:8月16日(土)~9月12日(金)11:00-18:00 月曜休

会場:さっぽろ天神山アートスタジオ

料金:無料

主催:O-Jewel/K&K

共催:さっぽろ天神山アートスタジオ

プロデュース:大地千尋(オオチチトセ)、O-Jewel/K&K

後援:オランダ大使館

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【参加作家】

リチャード・レンダンス

ジャネット・ヤンセン

スーザン・クレム

モーガン・ドォ・クラー

フィテェ・ネェハーズ

アナリース・プランテッド

カチャ・プリン

レッカ・フェケテ

キュウ・ヒサシシバタ

ニナ・サジェ

フィリップ・サジェ

ユリア・バイター

17世紀 、オランダV.O.C(東インド会社)が持ち帰った日本の美しい和紙 ”雁皮がんぴ”は、レンブラントをはじめ西洋の芸術家たちを魅了し、19世紀ヨーロッパを席巻した”ジャポニズム”運動へと繋がっていきました。こうした歴史へのオマージュを込めて、オランダで活躍するアーティスト12人が、伝統的な美濃和紙を用いて作り上げた美しく繊細なジュエリーを紹介します。

展示される作品や詳細については下記HPをご覧ください。

http://www.o-jewel.com/projects/holland-japonism/

*札幌国際芸術祭2014連携事業

 

【展覧会メッセージ】

ジャポニズムの発端は17Cのオランダであった。

1609年 VOC(オランダ東インド会社)は命がけでジパング、

日本を目指した。

そこで彼らは美しい和紙に出会いそれをヨーロッパへ運ぶ。

17世紀オランダを代表するアーティストの一人にレンブラントがいる。

彼は日本でしかつくることのできないこの美しい和紙、雁皮を

好んで作品につかった。

歴史とは断絶してるように見えて、実は小さなDNAの積み重なりなのだ。

そして、19世紀ジャポニズと呼ばれる現象がヨーロッパに広がる。

21世紀、時空を超えて和紙が繋ぐ世界の美。

2014年、この和紙は再びダッチアーティストの手にわたり、

歴史へのオマージュとして作品を作る。

Holland Japonism

ここからまた、新しい歴史が幕を上げる。

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どうぞお楽しみに!!